香港国際競走 見どころ

12月10日に香港・シャティン競馬場で行われる「香港国際競走」

香港ヴァーズ(G1)
(2400m、芝、3歳以上)：賞金総額18,000,000香港ドル (約2億5,200万円)

香港スプリント(G1)
(1200m、芝、3歳以上)：賞金総額18,500,000香港ドル (約2億5,900万円)

香港マイル(G1)
(1600m、芝、3歳以上)：賞金総額23,000,000香港ドル (約3億2,200万円)

香港カップ(G1)
(2000m、芝、3歳以上)：賞金総額25,000,000香港ドル (約3億5,000万円)

日本でも馬券が発売されますが、4レースの見どころをデスクの予想を交えて紹介いたします。

 

ＪＲＡ海外競馬発売トップ

http://jra.jp/keiba/overseas/index.html

 

4Ｒ　香港ヴァーズ（G1）

 

《参考レース》

ブリーダーズカップ・ターフ (11月4日・米国デルマー競馬場)

①着 1番 タリスマニック 57 Ｍ．バルザローナ 5番人気

③着 3番 ハイランドリール 57 Ｒ．ムーア 1番人気

 

 

【デスクの注目馬】　前走ＢＣターフは1番枠から内をロスなく立ち回って抜け出してきた②タリスマニック。香港ヴァーズでも1番ゲートをＧＥＴ！またフランス勢は他国に比べて勝率も高く、アタマで狙うならこの馬でしょう。対抗は⑫キセキ。55キロの斤量は魅力です。

 

5Ｒ　香港スプリント（G1）

 

【デスクの注目馬】　過去10年を見ても1番人気 (3・2・2・3)、2番人気 (3・2・0・5)と上位人気が結果を残しており、香港勢、内枠も活躍する傾向。ただ、人気を背負うラッキーバブルズは香港ジョッキークラブスプリントと同様、またも1番ゲート。再び捌きづらくなるシーンがあるかも。それなら①ミスタースタニングが軸。2、3着に伏兵が飛び込むことが多く、ここから3連複で手広く流す作戦を取りたいですね。現地での状態の良さが目立つ⑬ワンスインナムーンが馬券に絡めば高配当は確実！？

 

 

7Ｒ　香港マイル（G1）

 

《参考レース》

ブリーダーズカップ・マイル (11月4日・米国デルマー競馬場)

②着 4番 ランカスターボンバー 55.5 Ｓ．ヘファナン 6番人気

⑦着 14番 カラール 57 Ｌ．デットーリ 13番人気

 

 

 【デスクの注目馬】　ＢＣマイルではデットーリ騎手が騎乗しながらも大外枠と出脚が鈍く、後手に回った⑨カラール。そんな慣れない差す形でも直線はグイグイ伸びて0秒3差。内目の3番ゲートに入った今回は本来の先行策でアッと言わせる可能性十分！母国で走り慣れた右回りに替わるのも好材料でしょう。②ヘレンパラゴンは馬込みを苦にせず、脚を使えますが、出遅れ癖がネック。⑫ビューティーオンリーは昨年の香港マイルのように展開が嵌まるか疑問。どちらもアタマからは買いづらいですね。

 【デスクの注目馬】　ご記憶の方もいるかと思いますが、01年アグネスデジタルがこの香港カップを制覇。以降、14年まで日本調教馬は結果を残していませんが、この間の参戦は僅かに9頭。それが4頭以上と”勝ち”を期待できるラインナップで臨んだ15、16年はご存知の通り、日本勢が連勝を果たしました。極悪馬場の天皇賞・秋の疲れに一抹の不安はありますが、②ネオリアリズムが本命。1番ゲートならモーリスを完封した札幌記念のような逃げの手に出て、押し切ると見ます。対抗は①ワーザー。このカテゴリーの香港現役最強馬。実際、昨年のＱＥⅡ世カップでは日本のラブリーデイらを寄せ付けず4馬身差の圧勝。一騎打ちムード。

 

※レース番号及び発走時刻は変更になる場合がありますのでご注意ください。

※馬番、性齢、斤量、騎手などは必ずＪＲＡ発表のものと照合し、確認してください。