藤原有貴 6月1日の推奨馬（24年）

ひとり勝負レースＧＰ（仮）

～土曜の狙い目～

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

モーニング 得 せん？！＼(T▽T)／

6月1日(土) 京都  3Ｒ 

3歳未勝利（ダ1,200ｍ）10:55発走

◎  15  ゼンカイパイロ

　土曜日午前のレースを的中させて、気持ち良く週末の中央競馬をスタートさせよう！そんなコーナーが“モーニング得せん？！”

火曜日は船橋ケイバの配信番組“ハートビートライブ”出演のため船橋競馬場へ。その日、関東地方は天候が不安定。競馬場へ向かうべく、最寄り駅まで歩いていたらザッと雨が降り出す。慌てて傘を広げたら、雨はすぐに止み、代わって今度は強烈な突風が吹いてマイアンブレラはものの見事に風に煽られて裏っ返しになって破損。今思えば、これは悲劇の予兆、サインであったのかもしれない。

ライブ配信は船橋6～12Rまでをお届けするため、17時にスタートし、21時までというなかなかの長丁場。その間、雨風は段々と強まり、レースに出走する人馬にとってはなかなかタフなコンディションに。更に風向きも一定ではなく、日替わりならぬ、レース替わり。その影響なのか、逃げ・先行型が活躍したと思ったら、次のレースはバンバン差しが届いたり・・・。なんとかしてこの状況にアジャストしなければ、一生懸命に検討したものの、噛み合わずにもうお手上げ状態。着実に積み重なる負債。見せ場を作らねば、逆転せねば、と11、12Rは牛丼30～40杯ぐらいの掛け金を放り込んだものの・・・ノックアウト。キャンバスに倒れたボクサーの如く、響きわたるゴング、勝者を称える歓声が遠くの方で聞こえるなあと、そのまま気を失えたのならまだ良かった。悲しい回収率と、期待して見て下さった視聴者の方からの落胆、悲哀、呆れコメントの数々が流れていくのを見つめる時間がとてもとても長く感じた。

配信終了。お世話になったスタッフの皆さんにお礼を言い、競馬場を出ようとすると待っていたのは暴風雨（汗）そして傘がない。泣きっ面にしょんべんじゃないや、泣きっ面に蜂とはこのことか。淋々と泣きながら弾けて飛んで、雨に濡れながら競馬場を後にしたのであった。

開催期間中、月曜から金曜まで毎日行われるライブ配信。再生数でいうと一般的に重賞デーとなる水曜日が最も多く、その次に木曜日が多くなりやすい傾向なのだそう。後日、スタッフの方に聞くと私が出演した回は火曜日としては異例の再生数の多さだったんだとか。恥を晒しつつも、以前もこちらに書いたが、東映大部屋俳優ばりの潔い斬られ役を演じ、エンターテイメントとして楽しんで下さった方がいたなら少し救われる。が、毎回、こんな大敗（ガチで出演者は馬券を買ってます）を喫していては配信に出るたびに金策に駆けずり回る、金策太郎となってしまう。それは避けたいものである。さて、船橋の負債は中央で返済！と意気込んだら、堅実よりも、波乱！安定よりも、勝負！みたいな推奨馬のセレクトになってしまった。狙うのは京都3Rに出走するゼンカイパイロ。美浦・天間厩舎に所属し、3勝を挙げたツウカイヤスナムの仔。このツウカイヤスナムの仔というのは減量ジョッキーを起用すると何故か激走するケースが多いのだ（藤原調べ）そんなゼンカイパイロは今回、3キロ減の吉村誠之助ジョッキーが騎乗する。前2走は砂を被ると嫌がって頭を上げてしまい、まったく流れに乗れず。が、しかし、前走はほぼ直線だけで⑥着まで浮上。脚力だけなら今の未勝利でも上位クラス。今回は外枠＋先行タイプが点在。縦に長くなった馬群の外側なら追い上げてもそんなにロスはないはず。先行勢を射程圏内に入れて直線に向ければ一発がある。ハリケーンが過ぎ去ったあと、負けずに力強く大地に根を張り、凛と咲く花もある（意味不明）

モーニング 得 せん？！＼(T▽T)／

6月1日(土) 京都  3Ｒ 

3歳未勝利（ダ1,200ｍ）

藤原　有貴

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