2025年11月1日(土) 3回京都10日


金曜日に30.5ミリの雨が降って、土曜日の芝は稍重スタート。ただ、メインレースの頃には良馬場まで回復していた。ペースは前半35秒3ー11秒6ー後半34秒0の後傾ラップ。上がり34秒0は阪神開催を含めた過去10年で最も速い。勝ったのは1番人気のフェスティバルヒル。スタートは出遅れ。仕掛けて二の足で中団のインを確保。ただ、前を行くナオミライトニングが徐々に遅れだして、そのアオリで後方まで下がってしまう。それでも外には出さず、そのままインを通って直線へ。1ハロン標でスペースが開くと一気に加速して前を抜き去った。「3番の後ろで嵌まる形になってしまって、ポジション取り自体はあまり良くなかったんですが、直線に入って馬込みの真ん中を突く形でしっかりと反応をしてくれて、最後もいい脚を使ってくれました」とC.デムーロ騎手。いい決め手がある。半兄は今年の皐月賞馬で翌日の天皇賞秋で2着に入ったミュージアムマイル。
2着には10番人気のショウナンカリスが入り、馬単は6,760円の小波乱。スタートは互角に出たが、初めての1400mで折り合い重視。それでも力みは見られたが、馬群の外を回って、直線もそのまま外へ。よく伸びているし、コース取りと着差を考えると惜しかった。メイショウハッケイはスタートで内からぶつけられる不利もあって後方から。4角では勝ち馬の外。そのまま内を突いた勝ち馬に対し、こちらは大外へ。②着ショウナンを追いかける形でクビ、ハナ差まで迫ったが、結果は③着。ブラックチャリスはスタートで外にヨレて他馬と接触。それでも好位の後ろで我慢できていたし、直線はラチ沿いから一旦は完全に抜け出したが、ゴール直前で一気に交わされてしまう。レース後、「落鉄していました」と浜中騎手。初めての1400m、差し決着を考えれば、この馬も頑張っているのでは。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。







