第68回 チャレンジカップ(G3)
1:58.6(12.7 – 11.4 – 12.4 – 12.0 – 11.4 – 11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.7 – 12.1)
11秒4の最速ラップが3箇所もあるようにアップダウンの激しいレースになりました。2度目の11秒4は後続にプレッシャーを受けているわけではなく、プリメラアスール=酒井学騎手が意識的に作り出している感じ。ただ、その次の1ハロンも11秒9と極端に落ち込んでいるわけはなく、全体として締まった流れ。さすがに前は苦しくなり、ラストは11秒4 – 11秒7 – 12秒1と落ち込んでいます。
サトノクロニクルは内枠でロスなく運べたことも大きいですが、ある程度前で運んで押し切ったように展開的には一番強かったです。ゴール前の叩き合いを制した勝負根性も光り、地力の高さを示しました。まだ瞬発力勝負には不安を残しますが、3歳馬ですし、今後が楽しみ。
デニムアンドルビーは7歳牝馬ですが、若々しいですね。レースでは外から早目に仕掛けて、最後まで渋太く脚を使いました。ここでは地力上位でした。
ブレスジャーニーは長欠明けの菊花賞を叩いて、ここが休み明け2戦目。良くはなっていましたが、まだ良化途上といった感じ。それでも、中団のインでレースを運んで、直線で外へ出すと右手前のままクビ、クビ差まで追い上げました。こちらもまだ3歳。先々が楽しみです。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。