ひとり勝負レースGP(仮)

曜の狙い目~

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

 

11月26(土) 東京  12R 

3歳以上2勝クラス(芝1,600m)

 

◎  2  オメガロマンス

 

 “ドーハ”という地名を耳にすると、イヤでも真っ先に思い出すあのシーン。後半、ロスタイム。イラク代表FWのヘディングシュートが無情にも日本ゴールのネットを揺らす。決定的と思われたサッカー日本代表による初めてのワールドカップ出場が掌からこぼれ落ち、選手、スタッフはその場に崩れた。あれから29年、当時の選手としてピッチに立っていた森保監督が指揮を執る日本代表が、カタールワールドカップで強豪ドイツを撃破。今、“ドーハ”が悲劇ではなく、歓喜の地に変わろうとしている。こんな風に180度、大きく印象が変わるなんてことはそうそうない。タイムスリップし、あの時、眠い目をこすりつつテレビにかじりついていた少年に、30年後、ワールドカップで日本がドイツに勝つよ!と伝えてもきっと信じてもらえないだろう。もうひとつ30年後、三浦カズが現役のJリーガーとしてプレイしているよ!と伝えてもきっと信じてくれないだろう。

さて、競馬を予想していても得意、苦手な競馬場というのはあるもの。そこで、ふと思い立ち、弊社のデータベースを使い、私個人の各競馬場における今年の馬単回収率(関東主場+北海道)を調べてみると・・・。 

1位 札幌 113.7%

2位 福島 88.6%

3位 函館 87.0%

4位 新潟 72.0%

5位 東京 67.7%(先週まで)

最下位 中山 63.0%

なんということか!?東京と中山の成績が最悪。来週からは中山開催。スタートする前から暗い気持ちに。果たして無事に年を越せるのだろうか。東京も今年は不調・・・迎える本年ラストウィーク。なんとか一矢報いたいと熱いシャワーを浴びて気持ちを奮い立たせるのである(効果あるんか)

まだ東京コースで勝ち星はないが、オメガロマンスは狙ってみたい。前走、御宿特別の上がり3ハロンは何と33秒3!これは今年、施行された中山芝1600m戦の中でもダントツで最速。東京に比べると中山の直線は短く、これだけ上がりが速いと差し馬に出番はない。そんな厳しい状況下でも後方から大外を通ってポジションを上げ、ゴール前は目を引く伸び。③着とは時計差なしで入線したのは評価できる。雨予報は気になるが、東京コースに替わって発馬五分なら勝てる。

 

  買 い 目
単 勝
馬 連 ②-③⑤⑪(3点)

 

 

 

藤原 有貴

藤原 有貴

藤原 有貴のプロフィールはこちら