ひとり勝負レースGP(仮)

曜の狙い目~

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

 

3月12(日) 中山  8R 

4歳以上1勝クラス(ダ2,400m)

 

◎  13  グリューヴルム

 

 享年66歳でした・・・72歳でこの世を去りました・・・縁起の悪い話だが、近ごろ、亡くなった有名人の年齢が気になって気になって仕方ない。というのも、私も41歳。生命的なゴールテープ(と言っていいのか?)は分からないが、人生をマラソンに喩えるなら、概ね、折り返し地点を過ぎたあたり。今の生活を激変させてしまうであろう病気への不安が心の底から湧いては消える。そんな風に考える時間が増えに増えているのだが、かといって現在、体の調子はすこぶる順調。年上の方に人間ドックや検査を受けに行った方がいいんでしょうか?と相談しても、まだ41歳なら大丈夫じゃないだよと、言われるのだが・・・。

 

 

そんな状況で、先日、会社の健康診断を受診した。前日は当然、アルコールを控え、食事も軽めにし、22時以降は水分摂取も断つ。翌朝、9時、いよいよ診断がスタート。起きてからもよおすものの、これを我慢し、尿検査をクリア。次に身長。嘘か誠か去年より1センチ伸びていた。更に体重。こちらも去年より増量。その後は視力、聴力検査。これは問題なくクリア。それから血圧、そして血液の採取。熟練の検診スタッフの方の手際の良さに感心するばかり。

 

 

さてさて心電図&胃のバリウム検査が控えているが、その前にお医者さんによる問診がある。順番が回ってきてパーテーションに囲われたスペースに歩みを進めると、ポツンと椅子に腰かける老婆が一人。「よろしくお願いします」と私が挨拶をすると、老婆、でなく、女医さんも『はい、よろしく』と応える。聞くと女医さんは御年93歳!昭和ひと桁台の生まれ。穏やかな顔つきは何かを達観したようであるが、表情のその奥にある目はどこか鋭い。すべて見透かされているようである。ジッと私を見つめると『藤原さん、あなた何か悩んでいるでしょう』と女医さん。心拍数が急激に上昇する。見抜かれている。そう言われた瞬間、心のダムが決壊し、言葉が溢れる。

 

 

藤:「先生!今、男性の平均寿命は81歳。私はいよいよ人生の折り返し地点を過ぎました。ただ、平均寿命を全うせず、60代、70代で突然、また大病を患って亡くなる方が多いのも事実。自分自身、不安な気持ちになります」

 

 

とても早口で喋ったと思う。それを黙って、微動だにせず聞く女医さん。人生の大先輩はどんな回答をしてくれるのか。と期待したが、女医さんはこちらを見つめたまま『うん。それで?』と返答。

 

 

藤:「ええ、ですからですね、今、普段の生活は滞りなく送れていますし、この健康診断でも悪い数値は出たことはないんですが、あの、この不安を打ち消すために私ぐらいの年齢の男性がですね、健康診断の他に検査を受けた方がいいんでしょうか?どうなんでしょうか!?」

 

 

またとても早口で喋ったと思う。女医さんの返答を待つ・・・。少しの静寂。女医さんが口を開く、『検査ねえ』と煮え切らない答え。健康診断だけで十分ということなのだろうか。いや、それではこちらの不安は消えないのだ。意を決して続ける。

 

藤:「先生!ですから、私は今、41歳。まだまだこれから元気に頑張っていかないといけないんです!そう40代、これからが男盛りなんですよ!!!先生!」

 

 

先生:『男、盛り!?それなら今、方々で性病が増えているから、不安があるなら性病の検査はしっかり受けて下さい』

 

 

藤:「???性病?いや先生!違う、違う、男盛りじゃない、働き盛りです!働き盛りの40代と間違えました!!!」

 

 

というところで問診の時間が終了。とんだ赤っ恥をかいてしまうわ、考えていることと、話している言葉が乖離してしまい自分の言語能力にも不安を覚える結末となってしまった。

 

 

さて、前置きが長くなったが、羨ましいぐらいのスタミナを備えているのが、中山8Rに出走するグリューヴルム。前走は中京1900mに出走したが、直線では手応え劣勢に映るも、ゴール前で盛り返すようにグイグイと伸びて②着争いを制した。距離が延びた方がパフォーマンスが上がりそうなレースぶり。それだけに初めての2400m起用はプラスに映る。長丁場を求めての中山遠征で待望の2勝目を挙げる。

 

 

券 種 買 い 目
馬 単(①着固定) ⑬→①⑦⑧
馬 連

⑬-①⑦⑧

3連複(フォーメーション)

⑬-①⑧-①⑦⑧⑩⑫⑭(9点)

※資金に余裕のある方は②の1頭軸流しも購入を

 

 

 

藤原 有貴

藤原 有貴

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