藤原有貴 6月10日の推奨馬

ひとり勝負レースＧＰ（仮）

～土曜の狙い目～

藤原編集員が頭を悩ませ、選りすぐった

週末、馬券になりそうな狙い馬を紹介します。

6月10日(土) 東京 11Ｒ

ジューンＳ（芝2,400ｍ）

　ワイドエンペラーの鞍上にルメール騎手が戻ってくる！長くいい脚を使えるんだけど、2勝目が遠かった3歳時。ルメール騎手は初騎乗となった中京・金山特別で一発回答。ディヴィーナ（現OP）を外からズバッと差し切って見せたのだ。続く東京・本栖湖特別もこれまた難敵カーディナルを捉え、鮮やかに連勝。そして圧巻だったのは次走の早春S。ペースが遅いと見るや、この前までじっくり構えてグイグイ末脚を伸ばしていたのにも関わらず、果敢に3番手追走。結果は確かにハーツイストワールに差されたものの、クビ差②着。脚の使わせ方、乗り難しさがあるタイプだが、ルメール騎手が乗ると意のままに動けて正直、崩れるシーンは考えにくい。

脚部不安による約1年に及ぶ休養を乗り越え、いよいよ復調。人気はイキのいい4歳勢に譲っても、最高のパートナーとともに勝利はモノにしてほしい。その人気の4歳勢は差し・追い込みタイプ。揃って不発は考えにくいが・・・。斤量差は上下4キロと小さいものの魔物が棲むハンデ戦。馬連は手広く流してみたい。