競馬 研究ニュース

シルクロードS 考察

第23回 シルクロードステークス(G3)

 過去10年の平均タイムは1分8秒1ですが、近4年は1分7秒台の決着です。ただ、年明けの京都の馬場から極端に速い決着は考えにくいかと。過去平均ではスタート2ハロン目にトップスピードに入り、その後は加速区間がありません。ラップ傾向からは緩みのない流れになりやすく、瞬発力よりもスピードの持続力が問われる感じ。そういった性質のレースなので、ダートやマイル以上の距離から挑戦してくる馬は不振。スピード的に戸惑う可能性が高いです。血統的にはスピードに富むアメリカン血統がお奨め。

 ◎は①ファインニードル。スプリンターズSは外枠で内に入れられず、チグハグなレースになりましたが、この枠ならセントウルSのように好位のインで運べるはず。ラップ適性も十分なので、中心に推したい。相手は⑨キングハート、⑮ナックビーナス、⑰ロードクエスト。