2018年8月27~9月2日のニュース

大井競馬場で的場DAY開催

ハッピースプリントが復活

クラリティスカイが引退

ディープインパクト産駒がJRA通算1700勝

松岡騎手JRA通算800勝達成

ステイゴールド産駒が通算1000勝

サマー2000シリーズはメドウラークが優勝

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8月28日(火)

●大井競馬場で的場DAY開催

セレモニーには元・大井所属の内田博幸騎手も駆けつけた(撮影:山下健)

 大井競馬場で的場文男騎手の地方競馬通算最多勝利記録の更新を記念し、「的場DAY」が開催された。この日のメインレースは的場文男騎手の愛称から「大井の帝王賞」。他にも「ホワイトステッキ賞」、「マトバダンス賞」、「的場ハンパないって賞」など的場騎手に由来する名前がレースにつけられた。当日の来場者数は、前日(4,244名)を大きく上回る11,201名。場内では先着7,152人に記念Tシャツが配布されて会場直後から大賑わい。最終レース終了後に行われたセレモニーには元・大井競馬所属の内田博幸騎手も駆けつけた。

 

8月29日(水)

●ハッピースプリントが復活

 門別競馬場で行われたロードカナロアプレミアムはデビュー時に所属していたホッカイドウ競馬に再転入したハッピースプリント(牡7・ホッカイドウ・田中淳司厩舎)が逃げ切って優勝。鞍上は宮崎光行騎手。ハッピースプリントは2013年にJpnⅠ全日本2歳優駿、2015年にJpnⅡ浦和記念を勝利し、2013・15年のNARグランプリ年度代表馬に輝いた。この日は2017年3月以来の実戦となったが、見事に勝利した。

 

8月31日(金)

●クラリティスカイが引退

 2015年のGⅠNHKマイルCで優勝したクラリティスカイ(牡6・美浦・斎藤誠厩舎)がJRAの競走馬登録を抹消。今後はJRA馬事公苑で乗馬となる予定。クラリティスカイは父クロフネ、母タイキクラリティという血統。2014年にいちょうSを制して重賞初制覇。翌年はNHKマイルCでGI制覇。8月25日のBSN賞がラストランとなった。通算成績は27戦3勝。獲得賞金は2億982万3000円。

 

9月1日(土)

●ディープインパクト産駒がJRA通算1700勝

 小倉7Rでレッドエクシード(牡3・栗東・松永幹夫厩舎)が①着となり、ディープインパクト産駒のJRA通算勝利数が1700勝に到達。これはJRA史上5頭目の記録。また産駒が初めて出走の日から数えて8年2カ月13日での記録達成は史上最速。従来の記録はサンデーサイレンス産駒の9年4カ月15日。

 

9月2日(日)

●松岡騎手JRA通算800勝達成

 札幌競馬11Rでリッジマン(牡5・栗東・庄野靖志厩舎)が①着となり、騎乗した松岡正海騎手が2003年3月1日のJRA初騎乗以来、10,615戦目でJRA通算800勝を達成した。重賞は2009年天皇賞・春、2007年ヴィクトリアマイルなどGⅠ/JpnⅠ2勝を含む31勝を挙げている。

松岡騎手のコメント「最近は思うように勝てなくて自分でも何をしているんだと思うことはありました。でも、自分なりの道のりをしっかりと歩んできたつもりですので、この記録は自分に誇れる数字だと思います。メインレースは馬主さんからチャンスをいただき続けてきた馬でしたし、結果を出せていい札幌開催の締め方ができました。秋もしっかり頑張りたいと思います」

●ステイゴールド産駒がJRA1000勝

 札幌競馬12Rでフォーハンドレッド(牡4・美浦・田中博康厩舎)が優勝し、種牡馬ステイゴールドは産駒のJRA通算勝利数が1000勝に到達。これはJRA史上20頭目の記録。 これまでに障害を含めGIを制した産駒はオルフェーヴル、ゴールドシップ、オジュウチョウサンなど10頭で計27勝。

●サマー2000シリーズはメドウラークが優勝

 GⅢ七夕賞からスタートしたサマー2000シリーズはGⅢ新潟記念で全5レースが終了。GⅢ七夕賞①着、GⅢ小倉記念⑪着、GⅢ新潟記念⑤着のメドウラーク(牡7・栗東・橋田満厩舎)が13ポイントを獲得して優勝した。メドウラークの関係者には褒賞金として馬主に3200万円、厩舎関係者に800万円が交付される。

サマー2000シリーズ最終結果

順 位 馬 名 合計得点
1 メドウラーク 13
2 サングレーザー 12
3 エアアンセム 10
4 トリオンフ 10
5 ブラストワンピース 10