5月29日(日曜)に東京競馬場で行われた第89回GⅠ日本ダービー(芝2400m・3歳・晴れ・良馬場)はドウデュース(単勝3番人気)が外から力強く差し切って優勝。騎乗した武豊騎手はこれが日本ダービー6勝目。管理する栗東・友道康夫調教師は3勝目となった。ドウデュースは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は(株)キーファーズ。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 皐月賞では逃げることができなかったデシエルトがハナを主張し、前半1000m通過は58秒9という
【レース分析】 ドウデュース(3番人気)は無駄肉のない馬体。そして、動きには弾力が感じられ、文句のない仕上がりでした。皐月賞と同様に脚をためて後方待機策を選択。4コーナーで迷わず外
「感無量です。スタートはそれほど速くはないですし、位置取りは想定通り。凄くいいポジションでした。今日は馬場もいいですが、少しハイペースでしたし、そのなかでこの馬のペースで運ぼうと思いました。4コーナーを回ってくる時は痺れるような手応えでしたし、軽くゴーサインを出したら、反応が良過ぎて先頭に立つのが速くなり、前に馬がいなくなった分、少し気を抜こうとしましたが、ラストまでしっかりと走ってくれました。頂点のレースで、大観衆の前でのこの結果は凄く嬉しいです。今後もドウデュースとともに、世界を含めて頑張っていきたいと思います」とレース後に武豊騎手はコメント。皐月賞は追い上げ届かず➂着に終わったドウデュースですが、大一番では末脚炸裂。ダービーの勝ち方を知る鞍上のパートナーの力を信じた騎乗も見事のひと言。秋は凱旋門賞に出走するプランも発表されており、もうひとつ大仕事を成し遂げるのか注目が集まります。
イクイノックス(2番人気)は皐月賞を使われ、これが3歳2戦目。馬体が引き締まり、柔軟性が増しており、日本ダ
アスクビクターモア(7番人気)はガッチリとした体の造りで、脚運びはスムーズ
text by 京増 真臣
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