
12月25日(日曜)に中山競馬場で行われた第67回GⅠ有馬記念(芝2500m・3歳以上・定量・晴れ・良馬場)はイクイノックスが優勝。騎乗したC.ルメール騎手はこれが当レース3勝目。管理する美浦・木村哲也調教師は初勝利となった。イクイノックスは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)シルクレーシング。
それでは、レースを振り返っていきましょう。

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【展開・ペース】 大方の予想通り、タイトルホルダーがハナを叩き、前半
【レース分析】 イクイノックス(1番人気)は2人引きでも落ち着きがあり、
「僕にとってクリスマスは特別で、2度あることは3度あります。本当に嬉しいです。今日はいいスタートを切れて、前の方のポジションが取れました。道中は掛かりましたが、よく我慢してくれて、大外に出してからは凄くいい脚でした。一番強い競馬でしたね。最初から能力を感じていましたが、キタサンブラック産駒でクラシックでは大人になり切れていなかったです。秋から強くなりましたし、これからがとても楽しみです。お客さんの多い競馬場で勝てて気持ち良かったです」とレース後にC.ルメール騎手はコメント。C.ルメール騎手は2005年ハーツクライ、2016年サトノダイヤモンドに続く有馬記念3勝目。前記した2回は12月25日に施行。クリスマス開催となった今年も勝ったあたりは偶然とは思えませんね。皐月賞、日本ダービーは枠順に泣いたイクイノックスでしたが、秋シーズンは年長馬を破ってGⅠを連勝。今や日本を代表する1頭となったわけですから来年はどのようなローテーションを歩むのか今から楽しみでなりません。
▲イクイノックスの4代血統表
ボルドグフーシュ(6番人気)はパドックの先頭を歩かせて、
イズジョーノキセキ(13番人気)は、キビキビと活気十分にパドックを周回。3~
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。