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第58回 京都牝馬S 回顧

 

 

2023年2月18日(土) 1回阪神3日

 レースは前半35秒1─後半33秒9の後傾ラップ。馬場は内有利でした。好スタートを切った外枠のウインシャーロットがハナを切り、レースを引っ張ります。道中は絡まれることなくマイペース。展開、馬場と嵌まったように思えましたが、ゴール寸前でハナ差されて②着。中間は栗東に滞在して、重賞初制覇のチャンスでしたが、惜しかったです。ウォーターナビレラは無理せず、好位の外。いい感じで脚がたまっているように見えましたが、直線は体が外に流れて伸びず。プラス18㎏はほぼ成長分といって良さそうですが、いくらか余裕はありました。

 勝ったのは2番人気のララクリスティーヌ。道中は好位の内め。直線は内に進路はなく、前を行くシゲルピンクルビーの外へ。脚色が鈍ったウォーターナビレラの間から抜け出します。完全にウインの勝ちパターンと思われたところを差し切り勝ち。重賞初制覇を飾りました。「スタートを出てから凄く手応え良く運べました。なだめるぐらい元気良く走っていたので、余裕を持って運ぶことができました」と菅原明良騎手。着差以上の強さです。

 ③着ロータスランドは最後方から。大外枠でしたが、スタートして徐々に内に進路を取り、勝負どころではインを回ってロスのない競馬。あとは前を捌けるかどうかでした。結果的にはこれが正解。外を回していては届かなかったでしょう。直線はラチ沿い一頭分を通って脚を伸ばし、岩田康誠騎手お得意のイン差しが決まりした。④~⑤着も内を回ったフェルミスフィアとメイショウミモザ。共に枠なりの競馬で、前者は直線で一瞬前が詰まりましたが、外に出してからは上々の伸び。後者は勝ち馬と同じように最もロスの少ない立ち回りで掲示板を確保。「坂で同じ脚になってしまいましたが、それでも引退レースのなか、頑張ってくれました」と池添謙一騎手。データ室の◎だったサブライムアンセムはまさかの⑮着。今日はジョッキーの話した通り、スタートの後手がすべて。しかも、道中は行きたがっていましたし、そこから大外を回す形では厳しかったです。参考外の一戦でしょう。

text by 小林  

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。