2024年2月18日(日) 2回小倉4日

 スタートでホウオウアマゾンが落馬。レースはセルバーグが後続を引き離す逃げで、タテ長の展開。前半46秒0─後半47秒9のハイペース。1000m通過57秒2とかなり速かった。セルバーグはペースを緩めることなく直線へ。ラスト3ハロンが12秒4─12秒5。最後は苦しなったが、落馬のホウオウとそのアオリを受けたゴールドが早々と姿を消したし、距離を延ばしたことで自分の競馬に持ち込めた。「天気が良くなって内がいいと思っていたので、内を通ったのはプラン通りでした」と今村騎手。コメント通り、少しでも雨が降るとすぐ内がダメになる小倉の芝だが、開催が進んで全体的に荒れてきたとあって良馬場だと意外と内が頑張れる。消耗戦になって尚更外が厳しくなり、10番人気で③着に踏ん張った。

 勝ったエピファニーは中団で脚をためながら。勝負どころでうまく内を回って直線で外へ。「ペースが速くて折り合いが楽でスムーズでした」と杉原騎手。鞍上のうまいエスコートも光り、鮮やかな差し切り勝ちを決めた。ロングランはスタートして1角までにインを確保し、最初のコーナーはラチ沿いを進んだが、向正面に入って馬群の外めへ。後方から4角は外を回し、最後はよく差を詰めているが、勝負どころでの立ち回りの差が出た感じ。

 2人気のゴールドエクリプスは⑫着。「ゲートでぶつけられて、気持ちが切れてしまいました」と角田大和騎手。道中は勝ち馬を見る位置にいたが、直線に向いてロングランに外から交わされた時にまったく抵抗できなかった。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。