2023年9月3日(日) 3回小倉8日
この日の芝7Rで馬券になった馬を枠順別に見ると、1~3枠が1頭、4~6枠が9頭、7~8枠が11頭。完全な外枠有利で、メインの2歳Sも8枠2頭のワンツーとなりました。前半33秒3─後半35秒3の前傾ラップ。同日の西日本新聞杯が33秒2─35秒0で1分8秒2なら2歳戦としてはマズマズの数値。レースは好スタートのメイプルギャングを制して、内からドナヴィーナスがハナへ。2頭の外を回った3番手キャンシーエンゼルが直線は内にモタれながらも渋太く脚を使いましたが、最後は外差し2頭の勢いが上。勝ったのは5番人気のアスクワンタイム。序盤はやや促しながらでしたが、終始馬場の良いところを通りながら後方で十分に脚がたまっており、大外一気を決めました。「最後は抜け出して遊んでしまった分、詰め寄られる形になりましたが、何とか凌ぎ切ってくれましたね」と岩田望来騎手。枠順、展開ともに向きましたが、まだ良化余地を残しての勝利。
ミルテンベルクはプラス14㎏でしたが、まったく問題のない体つき。パドックでのテンションは高めで、レースでも強い前進気勢をなだめつつ。道中は1番人気のビッグドリームを見ながら。最後は勝ち馬との追い比べで僅かに劣りましたが、この馬もしっかり脚は使っており、③着以下には1 馬身1/2差をつけました。ビッグドリームは外めで流れに乗れていましたが、追い出すと口向きの甘さを見せて伸び切れず④着まで。
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