9月3日(日曜)に新潟競馬場で行われた第59回GⅢ新潟記念(芝2000m・3歳以上・ハンデ・晴れ・良馬場)は単勝2番人気に支持されたノッキングポイントが優勝。管理する美浦・木村哲也調教師は新潟記念は初勝利。騎乗した北村宏司騎手は2000年のダイワテキサス以来、2勝目となった。ノッキングポイントは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
▲レース動画はコチラをクリック
【展開・ペース】 今年の新潟記念は徹底先行型が不在。ハナ候補を特定しづらい組み合わせでした。スタートを決めたフラーズダルムが主導権を握りましたが、道中はゆったりとしたペース。予
【レース分析】 ノッキングポイント(2番人気)は、いくらかうるさい仕草を見せましたが、以前
「夏場も元気にトレーニングを積むことができましたし、前向きさをレースでも出してくれました。気持ちがピリッとしていたので、駐立に気をつけていましたが、集中力がありました。レースでは流れに乗って進めることに徹して、落ち着いて直線に向けましたね。新潟の2000mはこの馬にはいい条件ですし、いつも一生懸命に走ってくれる馬です」とレース後に北村宏司騎手はコメント。毎日杯で好走し、日本ダービー⑤着から新潟記念を制した軌跡は2018年のブラストワンピースと同じ。屈強な年長馬を負かしての重賞制覇は価値が高く、この先はどのような路線を歩むのか注目が集まります。
▲ノッキングポイントの4代血統表
ユーキャンスマイル(7番人気)は8歳を迎え、以前ほど動きの柔らかさはありませんが、
プラダリア(3番人気)は手先の運びが素軽く、身のこなしは滑らか。9分
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。