2024年1月8日(月) 1回京都3日
前半34秒3、46秒4─後半48秒1、36秒1のハイペース。同日の2勝クラスを0秒8上回った時計は優秀。ノーブルロジャーは中団の馬込みで追走。3ハロン標手前で外に出し、内の各馬を尻目に直線大外から悠々と差し切った。芝は初日こそ内有利が顕著だったが、「全体的に同じような馬場。敢えて外めを選択しました」と川田騎手が話すように、フラットな状態だったと言えそう。父パレスマリスは23年JRA賞最優秀2歳牡馬ジャンタルマンタルと同じ。血の勢いを感じる。
エコロブルームは「右回りで最初のコーナーはバランスをとれなかった」とルメール騎手。それでも、全体的にはうまく好位の内めを立ち回れた。スッとは反応できなかったが、エンジンがかかっての伸びは悪くないし、能力は感じる走り。ウォーターリヒトは一貫して2000mを使われてきて、今回が初めての1600m。レースは無理せず最後方から。直線で大外に出し、いい伸びを見せた。速い流れで展開も向いたが、いい決め手がある。
ラーンザロープスはスタート決めて先行。好位のインに収まる。上位とは決め手の差が出たが、牡馬相手に重賞で健闘。ショーマンフリートは中団の外。3角過ぎに外からジワジワと進出。「4角で手応えは怪しくなるんですけど、そこから渋太く手応え以上に頑張ってくれていたと思います」と戸崎騎手が話すように一旦置かれ気味になったが、そこから渋太く盛り返した。まだデビュー2戦目。ポテンシャルは高い。
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