2024年9月22日(日) 3回中京7日

 良馬場でスタートしたが、途中から雨が降ってメインレースは稍重で行われた。レースラップからも分かるように全体に締まった流れの平均ペース。メイショウタバルが持ち味を存分に発揮した格好。大外枠だったが、最初のコーナーまでが長い2200mでジワジワとハナを奪うと、道中は後続を引き離しての逃げ。さすがにラストは12秒5と苦しくなったが、一杯に粘って毎日杯に続く重賞2勝目を挙げた。「道中もスピードを上げ過ぎず、緩め過ぎず、馬とのコンタクトを優先して運べました。この形なら渋太いタイプですからね」と浜中騎手。

 ジューンテイクは休み明けで+12㎏。少し余裕のある体つき。道中は好位のイン。直線は馬場のいい外に出して勝ち馬を半馬身差まで追い上げたが、道中でついた差を詰め切れなかった。「勝ち馬がかなり渋太かったです。でも、次に向けて期待を抱ける内容でした」と藤岡佑介騎手。1番人気のメリオーレムは中位の馬込みで運んで直線で外へ。スムーズな競馬はできたが、伸び切れなかったあたり、馬場が応えたか。初重賞でもあったし、また次に期待したい。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。