10月27日(日曜)に東京競馬場で行われた第170回GⅠ天皇賞(秋)(芝2000m・3歳以上・定量・曇り・良馬場)は2番人気に支持されたドウデュースが優勝。管理する栗東・友道康夫調教師は当レース初勝利。騎乗した武豊騎手は通算7勝目となった。ドウデュースは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は(株)キーファーズ。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 ホウオウビスケッツがハナを主張。同型が控えたことで、1000通過は59秒9というスローペース。逃げたホウオウビスケッツが③着に踏ん張ったように
【レース分析】 パドックでは体が少し立派に映ることが多いドウデュース(2番人気)。しかし、今回は体
「今日は腹を括って、ラストの脚に賭けるレースを。ペースは遅かったけど、これしかないと思って騎乗しました。最後は何とか届いてくれと思いましたが、この馬本来の末脚を使ってくれたので大丈夫だろうと。毎回結果を出せる馬ではなく、僕自身うまくエスコートができなかったレースもあるだけに、今日は絶対に結果を残すと強い気持ちで挑みました。またドウデュースと勝てて嬉しいし、改めて強い馬だと感じました。残り多くて2戦になりますが、この馬のパフォーマンスを発揮して、いいラストシーズンにできれば」とレース後に武豊騎手はコメント。これで2歳時から4年連続でのGⅠ制覇を達成。ラストランのその瞬間まで目が離せません。
タスティエーラ(9番人気)は馬体が増えて成長。活気も感じられ、復調ムードにありました。好位を追走し、直線に向いてリバティアイランド
ジャスティンパレス(6番人気)はディープインパクト産駒らしい均整の取れた造り。
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。