2025年8月17日(日) 3回中京8日
前半35秒4─後半33秒9のスローペース。同じ1600mの11R3歳未勝利戦が前半35秒2だったから重賞としてはかなり遅い流れ。前、内有利の競馬となり、逃げたシンフォーエバーで上がり34秒0。後ろから外を回す競馬だとさすがに厳しかった。マピュースは2番手のインでリズムを守りつつ直線へ。直線の半ばで逃げるシンフォーエバーの外に出し、最後は粘るシンフォーエバーをクビ差交わしてゴール。「2番手を取りにいった分、エンジンのかかりは少し遅かったけど、かかってからはしっかり伸びてくれました」と横山武史騎手。前走比3㎏減の別定52㎏も効いた。シンフォーエバーの松若騎手は「スタートは決まったし、思い描いた通りのレースができました」。②着でも前走から大幅に着順をUPして、してやったり。すんなり行ければこれぐらい走って不思議はない。
ジューンオレンジは位置取りこそ後ろだったが、2コーナーでインに収まると、そのまま内でロスのない立ち回り。しっかり脚が溜まっていたし、あとは前が開ければといった競馬。直線半ばで勝ち馬が少し外に流れたことでスペースができたが、「納得いく位置は取れませんでした」と吉村騎手。結果的に上位2頭との位置取りの差は大きかった。エコロヴァルツはゴール前の伸びは目を引いたし、着差を考えると枠の差とも言える。キープカルムは展開を考えるとよく掲示板に載った。
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