8月31日(日曜)に新潟競馬場で行われた第61回GⅢ新潟記念(芝外回り2000m・3歳以上・別定・晴れ・良馬場)は2番人気に支持されたシランケドが優勝。管理する栗東・牧浦充徳調教師、騎乗した坂井瑠星騎手とも当レースは初勝利となった。シランケドは北海道新ひだか町下河辺トレーニングセンターの生産馬。馬主は田畑利彦さん。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
▲クイーンズウォークは競走除外に
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【展開・ペース】 戦前の予想通り、コスモフリーゲンが単騎逃げに持ち込み、前半1000m通過タイムは
【レース分析】 シランケド(2番人気)は秋を見据えてやや余裕を持たせた体つきでしたが、
「調教に乗ってポテンシャルを感じていたので、スムーズに力を出せればいい勝負になると思っていました。牝馬同士ならトップレベルの馬で自信を持って乗りましたし、瞬発力があって爆発的な脚を使えて、それを生かすことができました。レースは出たなりでリズム良く行けて、直線まで我慢して最後は馬場のいい外へ。進路もクリアでしたし、ゴーサイン出した時には届くなという感触でした。あとはGⅠタイトルだけなので勝ってくれると思います」と坂井瑠星騎手はレース後にコメント。今年に入り、中山牝馬Sで重賞初勝利を飾ると、GⅠヴィクトリアマイルでも③着に健闘し、今回は牡馬を一蹴しての勝利。近況を見てもまさに充実一途。秋はビッグタイトル獲得を目指します。
▲シランケドの4代血統表
1番人気に支持されたエネルジコは太め感はなく、増えた体重は成長分でしょう。スローペースと見るや、ポ
シンリョクカ(8番人気)は馬体がきっちり仕上がってハツラツとした動き。
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。