2025年12月27日(土) 5回阪神7日
前半33秒0─後半34秒9のハイペース。レースはジューンブレアが逃げて、グロリアラウスとカリボールが追いかける形。3頭は二桁着順。少し離れた集団の先頭がエイシンフェンサー。直線はルガルと併せる形で、これによく食らいついていたが、最後の坂で苦しくなった。勝ったのは3番人気ののルガル。外枠から促して5番手を確保し、直線はエイシンフェンサーが外に出てきたのでその外へ。最後はナムラクレアとの一騎打ちを制してレコードで重賞3勝目。前回の京阪杯でもそうだったが、やはり速い流れでの地力勝負が最適。
ナムラクレアは後方から。4角を外には出さずタイトに回って直線に向くと、前に勝ち馬の姿が見えた。最後は勝ち馬の内にから脚を伸ばしたが、僅かに届かなかった。「1回は交わしたと思ったのですが、そこでブレーキをかけてしまいました」とルメール騎手。フォーチュンタイムは初めてのGⅡ挑戦。スタートで外の馬と接触。道中は中団で勝ち馬を前に見るポジション。上位2頭との差を詰め切れなかったが、相手はともにGⅠ級。重賞を勝てるだけのポテンシャルは備えている。
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