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第75回 中山金杯 回顧

 

1月4日(日曜)に中山競馬場で行われた第75回GⅢ中山金杯(芝2000m・4歳以上・ハンデ・晴れ・良馬場)はカラマティアノスが優勝。管理する美浦・奥村武調教師は中山金杯は初勝利。騎乗した津村明秀騎手は24年に勝っており通算2勝目となった。カラマティアノスは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング

 

 

それでは、レースを振り返っていきましょう。

 

 

 

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【展開・ペース】 注目された主導権争い。制したのはピースワンデュックケイアイセナは2番手を進む形になりました。前半1000m通過は60秒5と平均ペースでしたが、馬群は縦長に。ポジショニングも勝敗を分ける要素となりました。

 

 

【レース分析】 カラマティアノス(7番人気)は前回のパドックはいくらかうるさかったのですが、一転し、今回は落ち着きがありました。馬体をスカッと見せて上々の仕上がり。掛かるのを恐れず、促して4番手を確保した津村騎手のエスコートが勝因のひとつ。折り合いをつけて脚がたまり、仕掛けのタイミングもバッチリでしたね。アンゴラブラックの追い上げをハナ差凌いで重賞初制覇。昨秋以降は現4歳世代の活躍が目立ちますね。

 

 

「ゴールした瞬間は、自分もどちらが勝ったか全然分からなかったですね。この馬とは今日が初コンビだったのですが、後ろの方で運んでいい結果が出ていないようでしたので、できればいいポジションが取れればと思っていました。それにしてもあんなに行けるとは思いませんでしたが、馬がよく応えてくれましたね。直線に向く時は手応えが抜群で、坂を上って鈍りましたけど、何とかもってくれました。中山金杯の勝利は一昨年が1月6日で今回が4日。次こそは自分の誕生日である1月5日に勝てればと思います」津村明秀騎手はレース後にコメントカラマティアノスはゲート、折り合いなど諸々の課題を克服し、成長した姿を披露。今年は芝の中距離戦線で更なる飛躍が期待されます。

 

カラマティアノスの4代血統表

 

アンゴラブラック(1番人気)は均整の取れた造り。プラス体重でも太め感はなく、これは成長分。中団で脚をためて、最後は猛然と追い上げてきました。今回は55キロを背負いましたが、牡馬に換算するとハンデは57キロ。勝ち馬は56キロ換算ですから、勝ちに等しい②着と言えます。グランディア(4番人気)は中1週のローテーションでもテンションが上がらず、脚運びはスムーズ。メンバー最速タイの上がりで懸命に差を詰めましたが、結果的に位置取り、コース取りの差が出た印象です。

 

 

カネラフィーナ(2番人気)は極端にテンションが上がらず、柔らかい身のこなし。中団やや後方のインで折り合いに専念。直線に向くと内を突いて伸びましたが、欲を言えば、もう一列ほど前でレースがしたかったですね。ピースワンデュック(5番人気)は少しうるさい面を見せていましたが、2人引きにしてからは抑えが利いていた。脚取りは軽快。体調は良さそうに映りました。ハナを奪ってマイペースの逃げ。やりたい競馬はできましたが、直線半ばから甘くなって⑤着に終わりました。本紙本命に推したケイアイセナ(3番人気)は馬体が回復し、歩様にも勢いがあって仕上がりは良かったですね。最内枠から引く形で2番手に収まった、ものの、少し掛かり気味。仮に主導権を握れていたとしても、ピースワンデュックに絡まれるでしょうし、どちらにせよ厳しい展開を強いられていたように感じました。

 

 

 

text by 京増 真臣

 

 

  

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。

 

 

 

 

 

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