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第100回 中山記念 回顧

 

3月1日(日曜)に中山競馬場で行われた第100回GⅡ中山記念(芝1800m・4歳以上・別定・晴れ・良馬場)はレーベンスティールが優勝。管理する美浦・田中博康調教師、騎乗した戸崎圭太騎手ともに中山記念は初勝利。レーベンスティールは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)キャロットファーム

 

 

それでは、レースを振り返っていきましょう。

 

 

 

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【展開・ペース】 大方の予想通り、セイウンハーデスが主導権を握りました。2番手以降の隊列もすぐに決まって前半1000m通過は59秒2と決して速くはないペース。先行、インを通った馬が有利でした。


 

 

【レース分析】 レーベンスティール(3番人気)はパドックでうるさい面を見せていました。優勝した昨年の毎日王冠当時がそれほどテンションが上がっていなかっただけに、今日は割り引きが必要かなという印象。レースはスタートが良く、スムーズに好位のインを確保できたことが勝因のひとつ。いいポジションで脚をためられました。直線は狭いスペースを割り、最後は豪快に突き抜けて快勝。重賞4勝の実績馬ですから、終わってみれば地力が一枚上でしたね。

 

 

「先生とも話して、前めでというか2列目でレースできたら一番いいかなと思っていました。あとは折り合いでしたが、以前よりも凄く乗りやすくなっていて、いいリズムでした。ためれば速い脚を持っている馬だと思っていましたし、終始手応えも良く、道が開いてからスッと速い脚で抜け出してくれました。前走あたりも少しイレ込んだりしていて、まだ危ういところはあるんですが、今日は落ち着いていました。何より道中の折り合いがスムーズになっています。あとはGⅠというところまできているので、またいい走りを見せられたらと思います」戸崎圭太騎手はレース後にコメント。レーベンスティールに騎乗するのは3歳7月のラジオNIKKEI賞以来だった鞍上は成長、進化を感じた様子。これで4つ目のGⅡタイトルを獲得と6歳を迎えましたが、脚力は健在ですね。今年はGⅠタイトル奪取が期待されます。

 

レーベンスティールの血統表

 

カラマティアノス(4番人気)は暖かくなって馬体の張りがグンと良くなったし、脚取りは軽やか。1コーナーの入りまでに内へ潜り込み、コースロスを最小限にとどめられました。道中は馬込みの中で折り合いに専念。エコロヴァルツの直後からスムーズに進路を確保し、地力強化を示す②着でした。エコロヴァルツ(2番人気)は歩様に勢いがあってハツラツとした動き。馬体もきっちりできていました。スタートが速く、すんなり3番手を追走。正攻法の形から一旦は抜け出しましたが、結果的に後続の目標になってしまいました。

 

 

マイネルモーント(9番人気)はブリンカーを装着した効果かいい意味でうるさく、覇気が戻った感じでした。上位馬とは位置取りの差が出ましたが、渋太く脚を伸ばして④着と健闘。チェルヴィニア(5番人気)は稽古で汗取りを着けていたことを思えば、それほど体は太くはなく、ブリンカーを着用し、集中力も感じられました。スタート直後に寄られて、ポジションを取れなかったのが痛恨でしたが、4コーナー11番手から⑤着まで追い上げ、復調を示しました。セイウンハーデス(1番人気)は柔らかみがあって馬体を大きく見せていたし、いい仕上がりでした。展開、ペースも見立て通りで逃げ切りを期待しましたが、直線に向いてから失速。騎手は気難しさを出した・・・とコメント。スタートしてからの4ハロン目以降は11秒4、5というラップが続きましたから見た目よりも息が入らなかったのかもしれません。

 

 

 

text by 京増 真臣

 

 

  

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。

 

 

 

 

 

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