3月2日(土曜)に中山競馬場で第19回GⅢオーシャンS(芝1200m・4歳以上・別定・曇り・稍重)が行われた。優勝したのは単勝1番人気に支持されたトウシンマカオ。管理する美浦・高柳瑞樹調教師、騎乗した横山武史騎手ともにオーシャンSは初勝利。トウシンマカオは北海道新ひだか町服部牧場の生産馬。馬主は(株)サトー。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 グレイトゲイナーが先手を主張しましたが、オタルエバーが並びかけて3
【レース分析】 トウシンマカオ(1番人気)はひと回り馬体が成長。ビッグアーサー産駒ら
「過去のレースを見てもスタートが速かったですし、あとは僕が邪魔さえしなければ出てくれるんじゃないかと思っていて、期待通り凄くいいスタートを切ってくれました。流れが速くなると思いましたし、馬のリズムを尊重しつつ、そのなかでためられればいいなと考えていましたが、理想的なレースができました。追い出してからも素晴らしい走りでした。急きょの乗り替わりでしたが、依頼してくださったオーナーや先生に感謝していますし、何よりも頑張ってくれた馬に感謝です。GⅠでもやれる能力があると感じましたし、次はもっと良くなると思います」とレース後に横山武史騎手はコメント。②~④着馬が接戦を演じる中、0秒2差をつけて地力の高さをアピール。昨年の高松宮記念は不良馬場が祟り、⑮着に敗れましたが、今年は好走が期待されます。
②着もビッグアーサー産駒のビッグシーザー(2番人気)。デキは高いレベル
ヨシノイースター(6番人気)は小倉を使って中2週での出走でしたが、活気が
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。