1月25日(日曜)に中山競馬場で行われた第67回GⅡアメリカジョッキークラブカップ(芝2200m・4歳以上・別定・晴れ・良馬場)はショウヘイが優勝。管理する栗東・友道康夫調教師はアメリカJCCは初勝利。騎乗した川田将雅騎手は20年にブラストワンピースで勝っており、2勝目となった。ショウヘイは北海道安平町ノーザンファームの生産馬。馬主は石川達絵さん。

 

 

それでは、レースを振り返っていきましょう。

 

 

 

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【展開・ペース】 チークピーシズからブリンカーに換えて臨んだアウスヴァールが飛ばして前半1000mを58秒7で通過。ハイペースでしたが、馬群がかなり縦に長くなりましたから3、4番手を進んだノースブリッジショウヘイがベストポジション。そこからさらに離れた5番手以降は後ろ過ぎたため勝ち切るのは難しかった印象です。

 

 

【レース分析】 ショウヘイ(3番人気)は菊花賞の時はうるさい感じがありましたが、今回はテンションが上がらず、馬体もきっちりと仕上がっていました。脚捌きも軽快そのもの。意識してポジションを取った川田騎手の好リードが光りましたが、昨年の日本ダービー③着馬が4番手から何の不利もなく、スムーズに立ち回れれば抜け出してからも止まりませんね。存分に力を出し切ってイージーウインでした。

 

 

「いい走りができましたし、返し馬に行った時点で具合の良さを感じることができました。もともとポテンシャルの高い馬ではありますが、と同時に非常に乗り難しい馬でもあるので、1週前追い切りでもまだ良くなる最中だな、という感じではありました。ただ、それが今日は返し馬からいい雰囲気で走り出せました。それでも競馬で力んでしまうところがあるのですが、それが彼の特徴でもあります。全体的にポテンシャルは高いですね。今日は何よりも自分が気持ち良く乗れるようにと思っていましたし、先ほども言ったように力みが強い馬なので、そこを我慢してくれるようにと思っていました。今まで乗ったなかで一番、返し馬がいい雰囲気だったので、中身が伴ってきたと思います。1週前の感じからするともっと良くなってくると思うので、今年が楽しみになるような緒戦だったと思います」川田将雅騎手はレース後にコメント。先週の日経新春杯に続いて4歳世代が優勝。この流れは今後も続きそう。ショウヘイがこれまで大きく崩れたのは折り合いに苦労した菊花賞だけ。4歳世代でも上位の能力を改めてアピールし、更に飛躍を遂げそうです。

 

ショウヘイの4代血統表

 

ドゥラドーレス(1番人気)は前走のオールカマー当時、パドックでは2人引きでしたが、今回は1人で引けていたように落ち着き十分。馬体は逞しく、歩様は雄大で迫力満点でした。3コーナー付近から外を回って押し上げ、直線も長くいい脚を使っていますが、ポジション取りの差が出ました。エヒト(14番人気)はいくらか太かったものの、9歳とすれば活気があって力を出せる状態に映りました。離れた2番手を進み、ハイペースを追いかける形になりましたが、3番手以降は更に離れた後ろ。気分良く運べたのはたしかですが、直線に向くと一旦は抜け出してアワヤというシーンを作りました。粘りに粘っての③着は立派です。

 

 

マテンロウレオ(6番人気)はテンションが上がらず、確かな脚取りでパドックを周回。道中は5、6番手を追走しましたが、自身のポジションでも前とはかなりの距離が。直線はしっかり脚を使っていますが、④着まで追い上げるのが精一杯でした。サンストックトン(16番人気)はいくらか脚捌きに硬さを感じさせましたが、動きに活気があり、馬体の張りも良好。内めをロスなく立ち回り、直線も渋太く脚を伸ばして⑤着に健闘しました。ジョバンニ(2番人気)は気持ちが入り過ぎず、体には無駄な肉もなく、身のこなしは滑らか。折り合いを考えてか、または休み明けだった影響か、いい位置を取ることができませんでした。加えて内枠だった分、動くに動けず、今回の結果は度外視し、次走以降、改めて期待したいですね。

 

 

 

text by 京増 真臣

 

 

  

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