2017年6月3日(土)

 

 3回東京1日7R 3歳以上500万円以下を勝ったのは7番人気のタマモシルクハット。上位人気に支持された“降級組”を蹴散らしての価値ある勝利。馬単7,780円を◎→▲で仕留めたのが美浦の五十嵐デスク。

 五十嵐……「3走前の福島戦(2着)をチェックしていて、ジックリ構えて脚が溜まると最後にいい伸びを見せるなあと思った。ただ、どうしても前向きで行きたがってしまうのが課題。今回はその福島戦で手綱を取った武藤騎手にスイッチ。何度も乗っているだけあって、癖を理解して懸命に我慢させていた。脚さえ溜まれば東京の長い直線は強力な援軍。上手に馬群を捌いて差し切ってくれたね。鞍上の好騎乗も光った。」

 

 3回阪神1日8R 3歳以上500万円以下を勝ったのは3番人気のテンザワールド。2着には11番人気のテイエムチューハイが入って馬単は17,150円の決着。このテイエムチューハイに◎を打っていたのが栗東の永山TM。

 永山……「これまで九州産限定レースを中心に使われてきて、レベルが?と思われていたのが人気に現れていたと思うけど、ずっとダート適性は示してきたし、前走が休み明けで一般馬相手に2着。かなりいい脚を使っていた。今回は古馬相手で降級馬もいたけど、3歳で斤量は54㎏。また、今年の夏、佐賀の霧島賞を目指しているだけに、ここは勝っておきたかった一戦。クビ差届かなかったのは残念だけど、前走がフロックではなかったと証明できたね。」

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。