2021年9月5日(日) 4回新潟8日目

 

▲3コーナーで先頭に立つとクビ差粘って押し切ったパワポケプリメーロ

 

 4回新潟競馬最終日。馬単41,540円という波乱の決着となった8Rを研究ニュースでは村上拓音編集員が見事にヒットいたしました。積極的なレース運びから力強く押し切った単勝8番人気のパワポケプリメーロ(美浦・本間忍厩舎)に本命の印を打った根拠を聞いてみました

 

 

村上 実はパワポケプリメーロは中央再入厩後の2戦でも本命にしていました。その東京で行われた2戦では⑨着、⑥着と着順こそ振るいませんでしたが、先行できていれば、もっと上の着順を目指せる馬だと感じていました。3走前の福島1700mのレースでは、小回りコースへの適性を疑問視して本命は打ちませんでしたが、差し決着の中、渋太さを発揮して⑤着。やはり力のある馬だなと再認識しました。前走こそ大敗しましたが、外からプレッシャーをかけられる厳しい展開での凡退でまったく気になりませんでした。特に今回は先行勢も手薄なメンバー構成でしたし、1800mなら楽に先行出来ると見て、自信を持って本命にすることができました。

 

パワポケプリメーロの中央再入厩後の成績(競馬ブックwebより)

 

 1800mに良績はありませんでしたが、父がオルフェーヴルで母父が米GⅠウッドメモリアルS(ダ1800m)①着、トラヴァーズS(ダ2000m)②着のベラミーロードなら、むしろ距離延長はプラスに作用する可能性もあるのでは?と思っていたのも本命にできた理由のひとつです。ちなみにベラミーロードは、日本でも種牡馬として活躍し、代表産駒にソリストサンダーショウナンマリオなどがいるトビーズコーナーのお父さんでもあります。

 個人的な話をすると、このレースは締め切りの憂き目に遭い(前もって買っていなかった自分が悪い)、馬券を的中することが叶いませんでした。それ故に、このコーナーを担当することは嬉しい反面、とても辛く悔しい作業でした。もしまた機会があるのなら、今度は願わくば馬券でも大的中を果たし、意気揚々と執筆できればと思います。

 

 

 

 

 

村上拓音(むらかみ たくと)

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