2018年3月10日(土) 2回中山5日目

 3月10日・中山競馬6R3歳500万下を制したのは単勝オッズ31.7倍の9番人気サニーダンサー(美浦・加藤征弘厩舎)でした。この馬に本命を打ち、◎→△馬単62,670円をヒットさせたのが美浦支局で調教取材を担当している京増真臣TM。京増TMは本紙予想も担当。人気薄のサニーダンサーに本命を打った根拠を藤原が聞いてみました。

サニーダンサー

 

藤原 出走メンバーには前走、同じ中山ダ1200mで②着に好走したフェリーチェがいました。こちらを本命にしようとは考えませんでしたか?

京増 予想はそのフェリーチェの取捨からスタート。前走は現級で②着だったけど、気性の難しさがあり、未勝利を勝った時に比べるとパフォーマンスを落としていた印象があったから、過信は禁物かなと。ただ、今回に関しては直線で進路が狭くなる場面もあったし、そこがスムーズだったら分からなかった。

藤原 なるほど。サニーダンサーを本命にしようと考えた理由は何ですか?

京増 サニーダンサーは未勝利勝ちが札幌のダート1000m戦。良馬場で1分を切るタイムは2歳戦とすればかなり優秀だった。それに勝ち方にも余裕も感じられたからね。

藤原 前走の京都・なでしこ賞は⑩着。この敗戦は気になりませんでしたか?

京増 確かに前走は大きく負けていたけど、当時は不良馬場で水が浮く特殊なコンディション。時計の速い決着で、外を回るコースロスがあったし、直線ではジョッキーも無理をしていなかったから度外視できる結果だった。今回は雨の影響が残っても前走のような馬場になることはないと考えていたし、人気もなさそうだから狙って損はないかと。

 

京増 真臣

京増 真臣

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