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教えて!◎のワケ(メイショウボンロク)

2018年3月11日(日) 2回中山6日目

 3月11日・中山競馬12R4歳以上1000万下を制したのは単勝オッズ30.9倍の11番人気メイショウボンロク(栗東・松下武士厩舎)でした。この馬に本命を打っていたのが美浦支局で編集業務を担当している菊池洋行編集員。人気薄だったメイショウボンロクに本命を打った根拠を藤原が聞いてみました。

 

外へ持ち出し、最後は接戦を制したメイショウボンロク

 

藤原 11月に戦列に復帰してからは⑥、⑤、⑤、⑤着とひと押しに欠けるレースが続いていましたが。

菊池 もともと1000万クラスで勝ち負けしていた馬ですが、近走は1400mで差し遅れがち。1400mの流れが忙しくなっていて、距離を延ばした方がいいのか、あるいはもっと流れが速くなって差しが決まりやすい1200mの方がいいのか戦歴や特徴を見ていろいろと考えました。

藤原 今回は1200mに使ってきましたね。

菊池 はい。1400mからマイルに距離を延ばした前走は好位で流れに乗れたものの伸び切れませんでしたよね。となると現状は1200mが向く可能性が大きいと。

藤原 やはり決め手になったのは距離を縮めてきた点ですか?

菊池 それに加えて、今回は逃げ・先行タイプが揃って展開も嵌まりそうだったので本命にしました。レース序盤から仕掛けてある程度の位置を取って、4コーナーでは内から外にうまく捌いた鞍上の好騎乗も光りましたね。

 

菊池 洋行

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 さて、この日、グリーンチャンネルで放送された「中央競馬全レース中継」に中山競馬のパドック解説者として出演していたのが今野光成TM。今野TMの12Rの本命は②着のシアーラインでしたが、紙面上では対抗評価としたメイショウボンロクを放送内で猛プッシュ。見事に本線で決着しました。推奨した根拠を聞いてみました。

 

今野 光成

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今野 関西馬だけど、前走が東京、今回が中山と2戦続けて関東圏へ遠征。その前走時のパドックでもドッシリと歩けていて7歳でも、まだまだ走れそうだなと感じていた。レースは好位で運んでいたけど、距離が長かったのか思ったほど伸びず。これまでダート1200mでは結果が出ていないけど、この距離に使うのは約1年ぶり。今なら大きく変わるんじゃないかと期待して重い印を打った。しかし、本命のシアーラインを交わしてしまうとは(苦笑)放送をご覧になった方の、お役に立てたなら何よりです。

 

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。