2019年3月30日(土) 3回中山3日目

 

 

 この日の中山競馬8Rは単勝10番人気のレイデマー(美浦・小桧山悟厩舎)がスピードを生かして逃げ切り勝ち。この馬に本命の印を打っていたのが美浦支局の厩舎取材班・藤田浩貴TM。藤田TMは②着のゴールドクロスを4番手評価(二重三角)とし、馬単36,490円をヒット!本命の根拠を聞いてみました。

 

 

藤田 JRA復帰緒戦は⑧着といってもコンマ8秒差。道中で馬込みに入ると躊躇するような素振りを見せており、能力を出し切っての敗戦ではありませんでした。レース序盤はスッと流れに乗れていましたから、減量ジョッキーの山田騎手が騎乗し、斤量が3キロ減って54キロに替われば、スンナリ先行できるのではと予想。徹底先行タイプが少なく、展開利も見込めそうでした。また地方から戻って実戦を1度経験できたアドバンテージも大きかったと思います。レースは山田騎手が上手にエスコートしてくれましたね。

レース後に山田騎手は「後ろを確認できるぐらい余裕がありました。この内容なら上のクラスでも通用するでしょう。今回は初めて自厩舎の馬に乗って勝つことができて嬉しいです」と話してくれました。昇級しても、このコンビで更なる活躍が期待できるでしょう。

 

 

 藤田TMのコラム「急騰銘柄」では松岡騎手や山田騎手などなど、これまで何度もジョッキーが登場しています。藤田TMはトレセン、競馬場でレースに騎乗したジョッキー自らが語る言葉を直接聞き、勝因、敗因を分析。また各馬の適性や将来性などもジャッジし、予想に反映させているとのこと。「自分が直接聞いたエピソードや取材の感触をストレートに読者の方にお伝えしていきますので、コラムともども、これからもよろしくお願いします」と藤田TM。今後も予想印、コラムとも目が離せませんね。

 

ウィナーズサークルでのレイデマーと関係者の様子(撮影:yu~kun)

 

藤田 浩貴

藤田 浩貴

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