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第23回 ファンタジーS 回顧

 

2018年11月3日(土) 5回京都1日

 

 京都11R 第23回ファンタジーSを勝ったのは1番人気のダノンファンタジー。管理する中内田充正調教師は昨年のベルーガに続いて2年続けての勝利です。川田将雅騎手はこれが今年10個目の重賞勝ち。それではレースを振り返ってみましょう。

1:21.8(12.4 – 11.3 – 11.8 – 12.1 – 11.5 – 11.3 – 11.4)

 35秒5─12秒1─34秒2の後傾ラップ。1分21秒8はこの時点の秋の京都開催1400m外回りにおいて、スワンS、久多特別(1000万)に次いで3番目に速い決着でした。同日に東京で行われた京王杯2歳Sがひどいレース(オイオイ)でしたが、こちらは数字的なレベルで考えても上々。

 ダノンファンタジーは中団で折り合い重視。直線は外から脚を伸ばして、最後は流す余裕がありました。ベルスールはインで脚をタメる競馬。少し力んでいましたが、直線はマズマズの伸び。休み明けでプラス12㎏を考えると悪くない内容でしょうか。ジュランビルは楽な感じで2番手から。直線に向いて先頭に立つと、なかなか渋太かったですし、立ち回りが上手。レッドベレーザは出脚がつかず最後方からのレース。4角で勝ち馬の更に外。上がり3ハロンは勝ち馬とコンマ1秒差で2番目に速い数字。流れも向きませんでしたが、今日は勝ち馬に完敗でした。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。