競馬 研究ニュース

第68回 日経賞 回顧

 

 3月28日に中山競馬場で行われた第68回GⅡ日経賞(芝2500m・4歳以上・別定)は1番人気に支持されたミッキースワローが優勝。GⅡセントライト記念、GⅢ七夕賞に続く重賞3勝目を挙げた。鞍上の横山典弘騎手は歴代最多となる日経賞6勝目(1992年メジロライアン、1995年インターライナー、1997年ローゼンカバリー、1999年セイウンスカイ、2006年リンカーン)。管理するのは美浦・菊沢隆徳調教師ミッキースワローは北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は野田みづきさん。

 

それでは、レースを振り返っていきましょう。

 

 

【展開・ペース】 ヤマカツライデンがスタートを決められず、ハナに立つまでに少し脚を使ったこともあって、序盤に11秒台のラップが2ハロン続きましたが、そこからはペースが落ち着いて、道中には13秒台の区間も。ただ、勝負どころから再びペースが上がり、良発表でも外差しが利くタフな馬場状態だったこともあって、最後は地力が問われる展開になりました

 

【レース分析】 ミッキースワロー(1番人気)は中山芝でも外回りコースの2200mがベストの条件と思われますが、過去にGⅠ有馬記念でも上位の上がりを計時したことがあり、以前と違ってスタートも安定しているので、内回りの2500mにも難なく対応できていました。ゴール前では外にフラつき、鞍上が制裁を受ける結果になりましたが、スタミナ面に問題があるような印象も受けませんでした。

 

ミッキースワローの4代血統表

 

「競馬としてはいつも通りです。前走は故障した馬のアオりを受けて不利があったので、スムーズにさえ運べればと思っていました。まだ余力はありましたが、直線で1頭になるフラフラしてしまい、あまり一生懸命に走ってくれず、ヒヤヒヤしましたが、力通りでしょう。古馬なので大きく変わることはないでしょうが、この後も順調にいってくれればと思います」とレース後に横山典弘騎手もコメントしており、不本意な結果に終わったGⅡアメリカJCCの鬱憤を晴らす結果になりました。次走が距離の延びるGⅠ天皇賞・春だとしても、マークを外すのは危険でしょう。

 

 

 ②着のモズベッロ(2番人気)は勝ち馬を見る形から脚を伸ばしてきしたが、直線で内にモタれるようなシーンがあり、最後は寄られる不利もあって何とか連対を確保した形。それでも別定戦に替わりながら、GⅡで好走を続けたのですから地力強化は明白で、まっすぐ走れるようになればGⅠでも楽しみな存在となるでしょう。

 ③着スティッフェリオ(9番人気)もGⅡで控える競馬を試みて、馬券に絡めた点は大きな収穫。戦法に幅が出たといえます。更に④着サンアップルトン(6番人気)も①②着馬より後ろの位置取りから、勝負どころでも大外を回していましたから、昇級緒戦としては上々の内容。適距離のハンデ戦か、GⅢなら重賞でも狙ってみたいところです。

 自分が◎に期待したウインイクシード(8番人気)は積極的なレースぶりでしたが、見せ場止まりで結果は⑧着。馬場状態の悪い内を通ったこともありますが、今は1800~2000mがベストな印象を受けました。中距離で見直したいと考えています。

 

 

                                 text by 五十嵐 友二

 

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。

 

 

【データ泣き笑い】

〇前走クラス・・・勝ったミッキースワローが前走がGⅡで0秒6差、②着のモズベッロは前走がGⅡ優勝。OP特別組、GⅢ組に出番はなく、準OP僅差勝ちのサンアップルトンも④着まで。来年以降も上記の条件で買えるかどうかを判断したい。

〇前走距離・・・前走芝2200m→前走芝2400mで決着。前走が2000m以下だった馬はすべて⑧着以下に敗れた。

〇前走で日経新春杯を勝った4歳馬・・・期待したモズベッロは②着まで。推奨馬券は外れたが、連対は確保してくれた。来年以降も該当馬がいれば連軸として狙ってみたい。

 


 
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