2021年9月12日(日) 5回中京2日
1000m通過54秒9と緩みのないペース。ラスト1ハロンでガクッとラップが落ちているように厳しい流れでした。レシステンシアの得意な形だったことは確かで、一緒に先行したジャスティン、シャンデリアムーンの止まり方を見ても、地力の高さ、スプリント適性を再認識させる強い内容。叩き台としては最高のスタート。
ピクシーナイトは枠なりに中団外めを立ち回り、直線もそのまま外へ。僅かに及びませんでしたが、ラストはよく差を詰めていますし、こちらもスプリント適性の高さを示しました。勝てばサマースプリントシリーズ制覇でしたが、②着に入って賞金を加算と最低限の責務は果たした格好。
クリノガウディーは外枠でしたが、早めにラチ沿いのポジションをキープ。4角の出口で勢いをつけて外へ持ち出し、直線の追い比べに持ち込みました。立ち回りとしては完璧な運びだったかと。ジャンダルムはスタートの出遅れさえなければといった内容。ポテンシャルはG1でも見劣りません。⑤着のカレンモエなど、ジャンダルムを除くとある程度のポジションで運んだ馬が上位に来ており、ペースを考えると地力勝負の一戦。着順通りに評価して良いと思います。
text by 小林
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