競馬 研究ニュース

第69回 神戸新聞杯 回顧

 

 

2021年9月26日(日) 5回中京7日

 この日は朝から雨で、天気予報が大きく外れた形。メインレースを迎える頃には馬場状態は不良へ。ステラヴェローチェには恵みの雨となりました。レースはじっくりと運んで道中は後方2番手。キングストンボーイ&ルメール騎手を見ながら。4角で前をいくキングストンボーイが外へ出す中、こちらはその内へ。直線に向いてシャフリヤールの進路をトレースしようとしましたが、そちらが無理だと分かると切り替えてモンテディオを追いかけて、更にその内へ。②着馬と③着馬の間から脚を伸ばし、終わってみれば着差以上の完勝でした。ポイントのひとつは馬場の内数頭分は悪かったということ。他馬が馬場のいい外へ外へ進路を取る中、こちらは道悪を苦にしないということもあり、馬場のいいギリギリを捌くことができました。吉田隼人騎手も落ち着いていましたね。プラス18㎏は成長分を含めても余裕残しの仕上げ。本番へ向けて良い叩き台となりました。

 レッドジェネシスはスタートしてすぐはユッタリと枠なりに進んで、最初のコーナーで内へ。4角でも他の人気馬が外を回す中で内をショートカット。直線半ばで一旦先頭に立ちましたが、最後は勝ち馬に交わされてゴール。藤岡康太騎手は「フットワークから、こんな馬場は苦にしないだろうと思っていました」と。こちらも時計がかかる馬場は合っていましたし、ジョッキーが「馬場はこなせる、あまり離されたくなかった」と考えての騎乗が嵌まった感じ。モンテディオは2番手でスムーズに運べたし、馬場のいいところを選んで走れました。ただ、手前替えがうまくいかなかったりなど、まだまだ成長を見込める内容。ここまでの3頭が菊花賞の優先権をゲットです。

 1番人気に支持されたダービー馬シャフリヤールは4着。初めての道悪が心配されましたが、やはり良馬場でこそでしょう。福永騎手もそれは分かっていたようで終始馬場の良い外めの進路取りでしたが、伸びあぐねてしまいました。終わってみれば道悪適性、そして、それを生かしたレース運びが結果となって表れました。

text by 小林  

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。