1月16日(日曜)に中山競馬場で行われた第62回GⅢ京成杯(芝2000m・3歳・別定・晴れ・良馬場)はオニャンコポン(単勝6番人気)が鮮やかに差し切って優勝。騎乗した菅原明良騎手、管理する美浦・小島茂之調教師ともに当レースは初勝利。オニャンコポンは北海道千歳市社台ファームの生産馬。馬主は田原邦明さん。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 最内からニシノムネヲウツが先手を奪い、前半1000m通過は60秒9。少しタ
第一冠目の舞台で示した素質
【レース分析】 オニャンコポン(6番人気)は、中2週での出走でも落ち着きがあり、体が8キロ減ったのは絞れた
「デビューの時から力がある馬だと思っていたので、結果を出せて良かったです。今日は前走よりも我慢をさせるレースを。3~4コーナーでの手応えがとても良くて、あとは直線で伸びてくれればと思っていました。スタートが速くてセンスが良く、レースがしやすい馬です。これからも楽しみです」とレース後に菅原明良騎手はコメント。振り返りますと父エイシンフラッシュは12年前の京成杯の勝ち馬。その後は皐月賞③着、そして日本ダービーで優勝。オニャンコポンにもクラシック本番での活躍を期待したいですね。
重賞で爪痕残したロジハービン
ロジハービン(単勝5番人気)は、大型馬でいくらか緩さはありますが、逞しい造りで
アライバル(1番人気)は馬体が成長し、重厚感がアップ。それほどテンシ
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。
【データ泣き笑い】 〇前走クラス・・・勝ち馬は前走がGⅠ⑪着、②着馬は芝2000mの未勝利で0秒1差をつけて勝利。どちらも上記の連対条件を満たしてはいなかった。来年以降は大幅に条件を緩和する必要がありそうだ。 〇所属・・・今年、栗東所属馬は6頭出走して③⑤⑩⑫⑭⑯着。今後も栗東所属馬は一枚割り引いて考えたい。
《京成杯 2017-21》 |