5月7日(日曜)に東京競馬場で行われた第28回GⅠNHKマイルC(芝1600m・3歳・雨・稍重馬場)は9番人気のシャンパンカラーが優勝。管理する美浦・田中剛調教師は当レース初勝利。騎乗した内田博幸騎手は07年にピンクカメオで制しており、2勝目となった。シャンパンカラーは北海道千歳市社台ファームの生産馬。馬主は青山洋一さん。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 降り続いた雨の影響で馬場状態の悪化が進行。稍重発表でしたが、重
【レース分析】 優勝したのはシャンパンカラー(9番人気)。パドックではテンションが上がることなく、キビキビと活気あふ
「久々のニュージーランドTでこのレースの権利が取れましたし、広い東京も合っていると思っていました。レース前は5~6番手でと考えていましたが、周りが速かったですし、主張する馬もいたので馬に負担をかけないで終いを生かす競馬をしました。4コーナーでも手応えが良かったので、早めに抜け出さないよう周りを見ながら追い出しを待ちました。あとはそのままゴールを駆け抜けてくれればと追いました。最近はGⅠに乗る機会も少なくなりましたが、僕を乗せてくださったオーナーや田中剛先生、関係者の皆さんに本当に感謝しています。これからもっと力をつけると思いますし、実りのある馬になるでしょう」とレース後に内田博幸騎手はコメント。2007年は17番人気のピンクカメオを勝利に導いた内田騎手。当時も雨が降っていたのを思い出した方も多いのでは。シャンパンカラーはこれで東京マイルでは3戦3勝。今回は差し切って勝利と自在性も備えていますね。次走は3歳代表として安田記念に挑みます。
ウンブライル(8番人気)は、パドックではテンションが高めでも、もともと
ダノンタッチダウン(6番人気)は、皐月賞を使ったことでプラス体重でも、馬体の緩さがなくなり、
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。