7月9日(日曜)に福島競馬場で行われた第59回GⅢ七夕賞(芝2000m・3歳以上・ハンデ・晴れ・良馬場)は単勝2番人気に支持されたセイウンハーデスが優勝した。管理する栗東・橋口慎介調教師、騎乗した幸英明騎手ともに七夕賞は初勝利。セイウンハーデスは北海道浦河町鮫川啓一さんの生産馬。馬主は西山茂行さん。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
▲レース動画はコチラをクリック
【展開・ペース】 ショウナンマグマが控える戦法を選択。またフェーングロッテンの行き脚がつかなかったことで、
【レース分析】 セイウンハーデス(2番人気)は
「外枠でしたが、2~3番手くらいがいいな、と思っていたのでちょうどいい位置取りで運べました。終始、手応えが良かったですし、直線に入る時もいい感じでした。気を抜くところがあった馬ですが、それでもブリンカー着用後は真面目に走るようになっていますし、今日もしっかりと走ってくれました。近々重賞を勝てると思っていましたが、実際に勝ってくれて良かったです」とレース後に幸英明騎手はコメント。ブリンカー着用が契機となって覚醒。今年に入ってからの充実ぶりは目覚ましく、このあとは重賞タイトルの上積みを期待していいでしょう。
▲セイウンハーデスの4代血統表
ククナ(9番人気)は馬体をスカッと見せて休養の効果で動きに硬さも感じられませんでした。活気溢れる周回で、
バトルボーン(3番人気)は体の緩さがなくなってきており踏み込みが深く、迫力満点の周回。
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。