12月10日(日曜)に中山競馬場で行われた第16回GⅢカペラS(ダ1200m・3歳以上・別定・晴れ・良馬場)は2番人気のテイエムトッキュウが優勝。管理する栗東・木原一良調教師は当レース初勝利。騎乗した津村明秀騎手は17年にディオスコリダーで勝っており2勝目となった。テイエムトッキュウは北海道浦河町高昭牧場の生産馬。馬主は竹園正繼さん。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
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【展開・ペース】 芝スタートでは抜群の出脚の速さ、ダッシュ力を誇るテイエムトッキュウがハナを切りました。枠の並
【レース分析】 テイエムトッキュウ(2番人気)はテンションが高めなのはいつも通り。体
「ハナを切ることを想定して臨みましたからね。スタートに気をつけて、この馬のリズムで運ぶことを心掛けました。ラスト1ハロンでは苦しそうになっていましたが、セーフティーリードを取れていたことによって、逃げ切ることができました。ダッシュ力とテンのスピードが持ち味なので、小回りにも対応できますし、この先の活躍も楽しみです」とレース後に津村明秀騎手はコメント。初めてダートに使われたのが今年1月。そこから1年も経たずに重賞を制しました。これまでダート1200m戦では1度もハナを譲ったことはありません。6ハロンのダートグレード戦でもそのスピードを武器に活躍することでしょう。

▲テイエムトッキュウの4代血統表
チェイスザドリーム(10番人気)はスラっとした造りで、素軽い脚捌き。気性
リュウノユキナ(1番人気)は高齢馬ですから状態の変動が小さく、すこぶる
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。