12月10日(日曜)に中山競馬場で行われた第16回GⅢカペラS(ダ1200m・3歳以上・別定・晴れ・良馬場)は2番人気のテイエムトッキュウが優勝。管理する栗東・木原一良調教師は当レース初勝利。騎乗した津村明秀騎手は17年にディオスコリダーで勝っており2勝目となった。テイエムトッキュウは北海道浦河町高昭牧場の生産馬。馬主は竹園正繼さん。

 

 

それでは、レースを振り返っていきましょう。

 

 

 

 

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【展開・ペース】 芝スタートでは抜群の出脚の速さ、ダッシュ力を誇るテイエムトッキュウがハナを切りました。枠の並びから13番ゲートだったチェイスザドリームが外の2番手を追走。前半3ハロン通過は33秒5と速いペースでしたが、序盤に競り合いがなかったことで2頭はしっかり息を入れながら先行。結果、いわゆる行った行ったの決着になりました。

 

 

 

 

【レース分析】 テイエムトッキュウ(2番人気)はテンションが高めなのはいつも通り。体はグッと引き締まり、休み明けだった室町Sを叩いた上積みは十分。スピードを生かし、ハナを取り切ったあともペースを落とさなかったことで、いい逃げが打てましたね。ラスト3ハロンを35秒8でまとめられては後続はなす術がありませんでした。

 

 

 

 

 「ハナを切ることを想定して臨みましたからね。スタートに気をつけて、この馬のリズムで運ぶことを心掛けました。ラスト1ハロンでは苦しそうになっていましたが、セーフティーリードを取れていたことによって、逃げ切ることができました。ダッシュ力とテンのスピードが持ち味なので、小回りにも対応できますし、この先の活躍も楽しみですとレース後に津村明秀騎手はコメント。初めてダートに使われたのが今年1月。そこから1年も経たずに重賞を制しました。これまでダート1200m戦では1度もハナを譲ったことはありません。6ハロンのダートグレード戦でもそのスピードを武器に活躍することでしょう。

 

 

テイエムトッキュウの4代血統表

 

 

チェイスザドリーム(10番人気)はスラっとした造りで、素軽い脚捌き。気性の激しさはあるものの、今日はテンションが上がっていませんでした。テイエムトッキュウを行かせて、2番手に陣取ったのは陣営のレースプラン通りじゃないでしょうか。勝ち馬には離されてしまいましたが、最後まで渋太く粘って②着に好走しました。メタマックス(6番人気)は少しうるさいくらいで、ハツラツとした周回。前走を勝ってさらに気配が上向いた印象を持ちました。内枠から中団のインを追走。キックバックも大分、我慢できるようになってきました。GⅢで③着に食い込んだように着実に力をつけていますね。

 

 

 

 

リュウノユキナ(1番人気)は高齢馬ですから状態の変動が小さく、すこぶる順調。大外枠から流れに乗ったレースはできたのですが、直線でグッと来るところがありませんでした。カペラSでは2年連続で②着でしたから、今回は着順を落としたあたりはもしかすると年齢的なものがあるのかもしれません。タガノクリステル(4番人気)はプラス体重でも太め感はなく、これは成長分。理想は脚抜きのいい馬場かもしれませんが、乾いた馬場でも、しっかり脚は伸ばして③着争いに加わりました。レース内容は良かったですね。本命に推したベルダーイメル(3番人気)はパドックの外めを勢い良く、活気あふれる周回。状態は良かったですね。直線で脚は使っていますが・・・。序盤からガリガリ競り合うと考えていましたが、すぐに隊列が決まってしまったあたりは展開を読み違えてしまいました。

 

 

text by 京増 真臣

 

 

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。

 

 

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