競馬 研究ニュース

第75回 阪神JF 回顧

 

 

2023年12月10日(日) 5回阪神4日

 走破時計1分32秒6は過去10年で最速。前半34秒4─46秒4、後半46秒2─34秒4の平均ペース。底力を問われる一戦となりました。十分にクラシックにつながるレベル。勝ったのはアスコリピチェーノ。ダイワメジャー産駒はこういった持続力戦に強いですね。過去にはメジャーエンブレム、レシステンシアを出していて、このレースとは非常に相性がいいです。中団でレースを進めて直線に入って脚を伸ばし、最後は3頭の叩き合いを制しました。北村宏司騎手は2015年菊花賞キタサンブラック以来、4つ目のG1勝ち。

 ステレンボッシュはスタートで内にヨレて、道中は勝ち馬を見ながら。直線はあとを追うように伸びて、最後は勝ち馬の内へ。クビ差まで迫ったところでゴール。初めて経験する多頭数の馬込みで競馬をしてしっかり脚を伸ばせましたし、惜しかったです。「距離が延びれば更に良さそうです」とルメール騎手。コラソンビートはスタートこそ今ひとつでしたが、じわじわと追い上げて好位直後に収まります。ただ、4角で前を行くミライテーラーが外に膨れたことで、こちらも更に外を回されることに。そこで先を越された勝ち馬との差は最後まで詰まることはありませんでした。

 1番人気のサフィラは④着。序盤は外枠で前に壁を作れませんでしたが、途中からうまく壁を作ることができました。上位とは3馬身差。4角で外を回った分もありましたが、決め手の差も感じました。シカゴスティングはダッシュ良くハナへ。残り3ハロンまで手応えは十分。そこから追い出して一旦は完全に抜け出しますが、残り1ハロンを過ぎて一気に交わされてしまいます。「テンションが課題ですね。前走のように末脚を生かすイメージは湧かず、一発を狙うにはこういう競馬をと思って行かせました」と鮫島克駿騎手。距離延長と相手強化に対応してよく頑張っています。キャットファイトは「イレ込んで体力を消耗しました」と大野騎手。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。