3月3日(日曜)に中山競馬場で第61回GⅡ弥生賞ディープインパクト記念(芝2000m・3歳・馬齢重量・晴れ・良馬場)が行われた。優勝したのは単勝6番人気だったコスモキュランダ。管理する美浦・加藤士津八調教師、騎乗したM.デムーロ騎手とも弥生賞ディープインパクト記念は初勝利。コスモキュランダは北海道新冠町ビッグレッドファームの生産馬。馬主は(有)ビッグレッドファーム。
それでは、レースを振り返っていきましょう。
▲レース動画はコチラをクリック
【展開・ペース】 シリウスコルトがハナを切り、前半1000m通過が60秒4と平均ペ
【レース分析】 コスモキュランダ(6番人気)はチークピーシズを着用してから段々と集中力が出てきましたね。歩様に
「返し馬から凄く感触が良かったです。向正面でペースが遅そうでしたし、今日は前残りの馬場だったので、後ろでは厳しいと思って早めに動いていきました。結構いい馬です。前走は②着に来ていますが、こんなにも走るとは思いませんでした。乗った感触がいいですし、楽しみです」とレース後にM.デムーロ騎手はコメント。皐月賞を4勝している名手が素質を絶賛。好素材をまとめて一蹴し、一気にクラシック候補に名乗りを挙げました。
シンエンペラー(3番人気)は休養でリフレッシュ。精神面がリセットされ、動きに柔らかみもありました。C.ルメール騎手に内に押し込められるような感じとなって、馬場の悪いインを走らされました。また4コーナーの手応えも今ひとつでしたが、直線では渋太く伸びて②着は地力の高さの証明ですね。シリウスコルト(9番人気)は脚捌きが少し硬めで馬体を持て余すような感じでしたが、マクフィ産駒で血統的なものもあるのかもしれません。マークが薄かったのはありますが、ケレン味なく飛ばし、直線も上々の粘りを見せました。
エコロレイズ(11番人気)は馬体が絞れて活気十分。荒れたインを通ってジワ
text by 京増 真臣
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。