2025年3月22日（土） 2回中京3日

　前半34秒4─後半35秒0のミドルペース。中団の内で脚をためていたヤンキーバローズが勝ち、逃げたリリーフィールドが③着。外を回した馬には厳しい競馬になった。ヤンキーバローズは序盤はかなり行きたがっていたが、３コーナーの手前でうまく内に入れられて、距離を稼げた。直線でモンドデラモーレの外に出し、最後は渋太く粘るリリーフィールドを差し切った。「折り合い重視なら1600ｍもこなせると思いますが、勝ちにいくとなるとある程度位置も取らないといけないですからね。そのあたりが課題になると思います」と岩田望来騎手。リリーフィールドはスタートが決まったのが最大の勝因。自分のリズムで運べれば、これぐらいは走れる。モンドデラモーレは大外枠で内に入れられず、外を回る形。それでも４角で前に取りつくと、直線も渋太く脚を伸ばした。着差を考えると強い競馬をしている。

　１番人気のパンジャタワーは④着。「スタートで逃げた馬にカットされましたが、それ以外はスムーズでした」と藤岡騎手。好位の内で流れに乗れたが、コーナーでやや置かれ気味。直線で外に出して追い出してからの反応も今ひとつ。最後は差を詰めているだけに休み明けを叩かれての上積みに期待。シルバーレインはスタートで接触し、後方から。４角で外に出し追い上げてはいるが、今日は展開が向かなかった。「中京は合わないです」とルメール騎手。

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