2025年4月19日(土) 2回阪神7日

 レースは前半47秒9─後半50秒5の前傾ラップ。序盤はマーブルロック、サンデーファンデー、ミッキーファイトの3頭が横並びで先行。向正面に入って少し落ち着いたが、普段はラップが落ちる2コーナーが12秒1。結果、マーブルロック、サンデーファンデーは苦しくなった。特に後者は59㎏を背負っていた分もあるだろう。そんな中で後続に2馬身半差をつけて勝利したミッキーファイトは強い。終始余裕のある手応えから終いをしっかりと伸ばして完勝。「強いね。前回もいい競馬だったけど、1周する1800mは一番合っている条件だと思います」とルメール騎手。

 私の本命タイトニットは②着。道中は中団。3~4コーナー中間で外のハギノアレグリアスの手応えが悪く、オメガギネスの後ろを確保。直線はその外に出してよく伸びているが、勝ち馬が強過ぎた。ラインオブソウルは後方から。ペースが落ち着いた3角手前で前の集団に取り付き、3~4コーナーはロスを抑えたうまい立ち回り。直線に入ってから大外に持ち出し、この馬もいい脚を使っている。小回り1700mよりも1800mの方が良さそう。また、連闘だったが、良績は中3週以内が多く、ひと叩きした上積みもあったはず。②③着は展開も向いたが、重賞にメドが立ったことは大きい。2番人気のヤマニンウルスは⑦着。こちらは逆に良績が中8週以上に多く、使い込めないタイプ。無傷の5連勝で重賞制覇は伊達ではないはず。巻き返しに期待。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。