藤田浩貴の取材メモ

 皆さん、こんにちは!美浦支局で厩舎取材を担当している藤田です。今回は僕の担当している厩舎でこれから出走を迎える有力馬の近況を紹介します。

 まずは10月19日時点で36勝を挙げ、既に昨年の勝ち星を上回っている木村哲也厩舎から。5歳になって横顔も凛々しくなったコルコバード。こちらは洗い場で撮影させていただいた一枚です。なかなかレースを使い込めませんが、馬券圏内を外したのは1度だけという超堅実派。

目標とする11月11日のGⅠエリザベス女王杯に向けて順調に調整が進められています。厩舎スタッフの方にお話を伺うと「いいレースになるんじゃないですか!」と色気たっぷり。どんな走りをしてくれるのか本当に楽しみ。まずは無事にレースを迎えてほしいですね。


 

 

 次は2013年から毎年、JRA、地方交流重賞の勝ち馬を輩出している畠山吉宏厩舎にお邪魔しました。円らな瞳でこちらを見つめているのは札幌でデビューしたアルママですね。美浦に帰厩し、今週、初めて速い時計を出しましたが、上々の動き。2016年セレクトセールの高額取引馬で陣営の期待も大きい1頭。

水曜日の時点で馬体重は440キロとのこと。「伸びしろは十分。あと20キロぐらい体が増えたら、相当な馬になるんじゃないかな」とスタッフの方も笑顔でお話してくれました。アルママは来週の東京芝1600m戦に出走予定。先々まで本当に楽しみな馬ですね。鹿毛が抜け切っていないような珍しい芦毛。そんなところも可愛いので注目して下さい。

 

藤田浩貴TMのプロフィール 

藤田 浩貴

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