2019年2月10日(日) 1回東京6日目

 

 東京競馬2R 3歳未勝利戦は単勝9番人気のジュンノサップ(美浦・畠山吉宏厩舎)が競り合いを制し、最後は1馬身差をつけて優勝。この馬に本命の印を打っていたのが美浦支局の調教取材班で南コースの採時を担当する中島誠TM。中島TMは②着のフィリーズランに対抗の印を打ち、馬単12,990円を本線的中!本命の根拠を聞いてみました。

初めてのレースながら既走馬を負かして勝利したジュンノサップ

中島 未勝利戦も毎年、この時期になってくるとメンバーレベルの低下が否めない。それに今年は未勝利戦の終了が前倒し(例年、4回中山、阪神開催で行われるスーパー未勝利戦が廃止)となることから新馬戦が出馬ラッシュ。いい状態に仕上げても使えないというケースも多く、陣営が敢えて未勝利戦でデビューさせるという馬が増加。いきなり好走する場合も多く、狙い目。

ジュンノサップは兄にダート5勝のホクセツダンスがいる。しかもヘニーヒューズの産駒でダートが合うだろうと注目していた。結果は今の未勝利では力が上だったと言える内容。今後も同様のパターンがあれば注意が必要となる。

 

2019年2月11日(月) 1回東京5日目

 

 雪の影響で順延となった翌日の東京競馬3R 3歳未勝利戦は単勝12番人気のバスタキヤ(美浦・木村哲也厩舎)が好位から抜け出して勝利。中島TMはこの馬にも本命の印を打ち、②着ドンヒューズを二重三角(4番手評価)とし、馬単36,640円をヒット!こちらも本命の根拠を聞いてみました。

去勢放牧明け、初ダートながら鮮やかに一変したバスタキヤ

中島 バスタキヤは昨年のGⅡスプリングSで④着と善戦したバールドバイの弟。デビュー前もいい馬体をしていた。去勢放牧から帰厩して坂路でキャンター調整している様子を見たが、馬体は迫力があって、動きもパワフル。これはかなり良くなっている!と慌てて強めの筆圧でメモ。エンパイアメーカーの産駒でダートが向いていたのもあるが、正攻法から接戦をモノにした。

 

 今回、紹介した2頭は初出走と休み明け。追い切り、普段の調整を南コース、金、土曜は坂路コースで見つめる中島TM。デビュー戦を迎える馬や久々の出走となる馬に重い印を打っている時はそれだけ仕上がり状態もいいということ。今後も狙い目となること間違いなしですね。

 

中島 誠

中島 誠

中島誠TMのプロフィール

 

 
 
 
 
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