2021年5月22日(土) 3回中京5日

今年は中京で代替開催

 前半35.1─47.1、後半49.6─37.2の前傾ラップ。走破時計1.54.7はロードリバーサルが2019年7月にマークした1.55.9を1秒2更新するレコード。レースはアメリカンシードが後続を引き離しての逃げ。勝ったオーヴェルニュは終始ラチ沿いの好ポジションを進んで、3角からジワジワとアメリカンシードとの差を詰める。直線で1頭分だけ外に出して前を交わすと、あとは後続を6馬身突き放す楽勝。フェブラリーS時に減っていた体は戻っていたし、スムーズな競馬ができたとはいえ、強い内容だった。

 ②着には逃げたアメリカンシードが粘り込んだ。ペースは速かったが、無理をしている感じではなかった。残り2ハロン目に12秒0と再びペースアップしたあたりは地力の高さ。前回のマーチSでは落鉄して砂を被る形になり惨敗したが、今回はスピードを生かす競馬をして本来の力を発揮。

 マルシュロレーヌが③着に入って、ほぼ人気通りの決着。道中は出たなりで中団。うまく脚がたまっていたし、直線外から脚を伸ばしてきた。牡馬相手にこれだけやれれば大したもの。アルドーレは直線だけの競馬。どこかで展開が嵌まれば。スワーヴアラミスは押して押して好位。切れないが、手応え以上に渋太く、緩みのない流れで持ち味を出せた。

 

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。