2019年3月23日(土) 3回中山1日目
この日の中山競馬10R春風Sは単勝10番人気のアシャカダイキ(美浦・鈴木伸尋厩舎)が大外から豪快に差し切って勝利した。この馬に本命の印を打っていたのが美浦支局の調教取材班・中島誠TM。中島TMは②着のアスタースウィングを4番手評価(二重三角)とし、馬単24,350円を的中!本命の根拠を聞いてみました。
中島 1000万を2勝しているが、この時のレース間隔は中5週と中6週。過去の戦歴を見ても、ひと息入れ、余裕を持ったローテーションで出走した際に好成績を挙げていることが分かる。再昇級後は⑧⑧⑩着と苦戦が続いていたが、レース間隔を見ると中2週→中3週→中2週といずれも詰まった間隔での出走。このあたりの影響があったのではないだろうか。今回は2カ月半ぶりの実戦。昨年1~4月には準オープンで⑤④⑤着と続けて健闘したようにこのクラスで通用する力があるのは分かっていたし、1ハロン長い1400mから4勝を挙げる1200mに替わるのも明らかにプラス。買い材料が揃っていた。
先週の金曜日は朝から美浦・坂路コースへ。翌日、出走を控えた馬たちの前日気配をチェックしていたところ、アシャカダイキが坂路を駆け上がってきた。勿論、軽い調整ではあったが、自分からハミを取って前進気勢に溢れる走り。馬体は適度にボリュームもある。ここで仕上がり状態の良さを再確認。紙面に掲載する「前日追い変り身診断」では特注扱いの矢印上向きにするよう編集スタッフに指示。レースでもキッチリ結果を出してくれたことで少しでも読者の方のお役に立てていれば何よりである。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。