2018年9月16日(日) 4回阪神4日
1:45.7(12.7 – 11.0 – 11.5 – 12.3 – 12.4 – 12.2 – 11.0 – 10.8 – 11.8)
序盤35秒.2 – 中盤36.9 – 終盤33.6
レースの入りこそ例年と変わりませんでしたが、中緩みの瞬発力勝負。当然、前・内にいる馬が有利だったと言えるでしょう。勝ったカンタービレは2ハロン標識あたりでスルスルッと前へ。そのまま逃げ馬の外で折り合って、4コーナーで早くも先頭。早めに抜け出すと、そのまま押し切って完勝です。これで1800mは3戦3勝。やはり距離短縮は良かったですね。仕上がりも良かったです。
さて、本番でどうかですが、今日は途中から動いていって、2番手でピタッと折り合いをつけました。この機動力と瞬発力があればコーナー4つの本番でも怖いでしょう。ただ、鞍上の手腕が大きかったとすれば乗り替わってどうでしょう。この馬の3勝すべてが外国人ジョッキーだという点を気掛かりに思うのは杞憂でしょうか。
サラキアはスタートで出遅れ。それでも、二の足で中団につけることができました。道中はうまく脚をタメて、持ち前の切れ味を発揮。1度使われたアドバンテージがあったとはいえ、展開を考えると強い競馬をしていると思います。負けはしましたが、重賞で2着にきて賞金を加算。本番でもスタートが鍵になりそう。
3着には13番人気のラテュロスがきて、3連単は222,880円の高配当。レースはスタートをポンと出て、いい位置で運ぶことができました。直線に向いても前がポッカリと開いてロスのない競馬ができましたし、速い上がりに対応して秋華賞の優先出走権を獲得。馬体はマイナス12㎏でも細いという感じはしなかったのですが、これ以上減るようだと心配です。
ゴージャスランチはスタートは普通でしたが、促して前へ。早めにかわされてからも手応えは悪くなく、渋太く粘っています。仕上がりも良かったと思います。ただ、まだまだ幼いですね。ラップ的には恵まれた感じですが、奥がありそう。
ウラヌスチャームとサトノワルキューレの2頭は最後方から。この展開だけに、大外を回りながら掲示板を確保したウラヌスチャームは立派。サトノワルキューレは上がり3ハロンこそメンバー中最速でしたが、外からウラヌスチャームにかわされてしまった点は正直物足りません。ただ、展開が向かなかった上に、休み明けで久々の1800mと決して条件が良かったとは言えないので、次に期待しましょう。一応、M.デムーロ騎手は、「調子が良くなかった。全然伸びなかった。ゲートはいつも出ないから関係ないよ 」とのこと。
データ室で◎に推したオールフォーラヴは3番人気。プラス22㎏の馬体重が示す通り、逞しく成長していました。ただ、レースでは行きたがって、ラスト1ハロンで止まってしまいました。こちらもひと叩きしての変わり身に期待です。
※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。