2020年2月22日(土) 2回京都7日

 この日は稍重でスタートした馬場も降雨のためにメインの頃には重馬場に。前半36秒0、後半34秒8の上がりの競馬。しかも、中盤で12秒4とガクッとペースが落ちており、後ろの組には厳しい展開だったか。1番人気のサウンドキアラは1400mの外枠でも好位の外めでスムーズに流れに乗れた。外伸び馬場も良かったし、コース巧者ぶりを遺憾なく発揮。プールヴィルは24㎏の馬体増でも太くは映らなかった。レースでは好位の内めでロスなく運んで、ペースが落ちた地点で先頭に取り付く。直線は粘るメイショウショウブを残り1ハロン過ぎに交わす最高の立ち回りだったが、最後は勝ち馬の決め手に屈した。

 3着には13番人気のメイショウグロッケが入り、3連単は145,450円の波乱。道中は②着馬を見ながらレースを進めて、直線で外に出すとジワジワと伸びてきた。距離短縮でうまく脚がたまった感じ。毎年ターコイズS組から1頭馬券に絡んでおり、当日版のデータ室でも「穴ならこれ」と推奨。お役に立てていれば幸い。ビーチサンバはスタートひと息で後方から。道中は荒れた内を避けながらもロスを最小限に止める立ち回り。直線に向いても手応えは良く、レース最速上がりで伸びてきたが、今日の展開では掲示板まで。ただ、次走の以降の変わり身が一番大きそうな走りだった。

 シゲルピンクダイヤは期待した割に特に見せ場を作れなかった。パドックでは落ち着いていて、いい雰囲気。ゲート入りこそ少し梃子摺ったが、スタートは五分。ただ、初距離のためか追走に余裕がなく、終始内にモタれて、勝負どころで置かれていた。直線はそれなりに脚を使っているが、今日のところはレースにならず。もう一頭の上位人気ドナウデルタは⑬着。スタートをアオり気味に出て後方から。直線は馬群が内を空けて大きく広がる中で一番外へ。立ち上がりは前が詰まり気味でもあった。基本流れに乗った馬が上位に来たレースだったし、ちょっとロスが大き過ぎた。

 

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。