2021年11月6日(土) 5回阪神1日

前2年は阪神 平均は京都を含む

 前半34秒4─後半35秒2で、走破時計は1分21秒1。離れた2番手以降は一団で、平均ペースといったところ。前開催同様、今開催の馬場もそこまで速くありませんし、前週のスワンSが1分20秒7ですから数字的なレベルは低くはありません。レースは予想通りナムラデイリリーがハナへ。軽く仕掛けただけでしたが、その後は思った以上に行きたがっていました。勝ったウォーターナビレラは抑えながら番手を確保。前から少し離れた位置で、自分のリズムで走れていました。1400mでもスピードは上でしたし、追ってからもしっかりと脚を使って無傷の3連勝。着差以上に余裕がありました。管理する武幸四郎調教師、鞍上は武豊騎手の兄弟コンビでの重賞制覇は初となります。

 ナムラクレアは馬込みで力んでいましたが、なんとか宥められて直線へ。一瞬抜け出すかの脚を見せましたが、最後は1ハロン延長が応えたのか、坂が応えたのか、脚が鈍ってしまいました。ただ、折り合いがスムーズなら1400mもクリアできそう。いい経験になりました。ママコチャは中1週でも馬体をキープ。外枠で終始外を回らされましたし、3~4角では少し外に振られる不利も。上位2頭には完敗でしたが、後続には3馬身半差をつけています。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。