2022年4月17日(日)2回阪神8日

 36秒6─36秒8─37秒1の前傾ラップ。3~4コーナーで徐々に馬群が凝縮し、残り600mでは馬群は一団。勝ったオメガパフュームは出遅れて後方から。勝負どころで大外を回って進出を開始し、最後は半馬身差の差し切り勝ち。59㎏を背負って、大味な競馬で結果を出したのですから、ここでは力が一枚上でした。

 グロリアムンディはスタートを決めて好位からですが、常に5頭分外を回る形。直線半ばで先頭に立ち、そのまま押し切るかといった内容。結果的に勝ち馬には完敗ですが、この馬も強い競馬をしています。③着には13番人気のニューモニュメントが入りました。道中の中団の後ろを追走。勝負どころでは激しく手が動いていましたが、外の勝ち馬と一緒に追い上げを図り、交わされてからも渋太く脚を使っています。

 プリティーチャンスは勝ち馬と同じような位置取りから。ただ、勝ち馬が外へ進路を取ったのに対して、こちらは内。勝負どころで外へ出すときに手綱を引く場面がありましたが、手応えには余裕があり、直線の脚は上々。ケイアイパープルは出ムチを入れて前へ。道中は3番手を進み、勝負どころで外から②④着馬が来た時には手応えの面で劣勢。早めに先頭から押し切りを図るこの馬の競馬はできましたが、やはり大箱よりは小回りコースがベストでしょう。

※結果・成績・オッズ等のデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。